- 2008年8月 5日 00:11
先日思いがけない人と15年振りに再会しました。
旅番組のロケで着る服を買いに都内の洋服店に行ったのですが、そこで試着室の順番待ちをしているとカーテンの中からかなり体の大きな人が出てきました。格闘家の前田日明さんです。びっくりして思わず私が会釈をすると前田さんが「体大きいけどレスラーの人?」と声をかけてくれたので「どうもお久し振りです。以前病院でお世話になった尾崎です。覚えていらっしゃいますか?」と言うと「・・・ああ、あの時の!久し振りだな」と前田さんも覚えてくれていたようで、それから当時のことや近況などをいろいろと話をしました。
相撲界に入って丸1年がたった1993年の3月、入門前から痛めていた腰の状態が思わしくなく群馬県にある上牧温泉病院にリハビリ治療のため一ヶ月間入院することになりました。入院中は相撲の稽古はもちろんできないのですが、基礎だけでもしっかりやっておこうと思い、リハビリメニューの他に四股とテッポウをそれぞれ1000回やることを日課にして、リハビリの時間が終わっても先生にお願いしてリハビリ室で一人四股を踏んでいました。

入院して数日たったある日、夕方いつものように私が四股を踏んでいると「お相撲さん、いつも一人黙々と頑張っているね」と話しかけてくれたのが前田さんでした。前田さんは膝を痛めて入院されたらしく、それからは一緒にトレーニングをしたり、当時体重が80キロ台だった私に体重の増やし方や効果的なウエイトトレーニングの仕方、怪我の対処法などいろいろなアドバイスもしてくれました。
休みの日には気分転換に近くの温泉や地元で有名な猪料理屋に連れて行ってもらったり、と入院中の短い期間でしたが本当にお世話になりました。前田さんから教えてもらったことはその後の力士人生の中で大いにプラスになりましたし、またお会いすることがあればあの時のお礼がしたいとずっと思っていたので、偶然ですが再会することができて本当に嬉しかったです。

現在は格闘技団体のプロモーターとして活躍されている前田さん。私も格闘技観戦は大好きなので、また近いうちに観戦しに行きたいと思います!
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