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「北京オリンピックを振り返って1 開会式」

テレビ東京の「北京オリンピック2008」放送のため8月10日から18日まで北京に行っていましたが、IOCのよる制約もあり期間中は写真の使用も含めブログが書けませんでした。そこで閉幕から一週間を経過した今、オリンピックを振り返って総括的な印象論を綴ってみたいと思います。もっとも滞在は僅かわずか9日でしたので余り細かいところまでは触れられませんが。

開会式はまだ出発前でしたので自宅のテレビで視聴しました。中国の長い歴史を動く絵巻物で表現するという手法が新鮮で人員の凄さ、彩りの鮮やかさ、コンピュータを連想させる点滅するボードなど、それまでの開会式がせいぜい3次元の表現に留まっていたのに対し、正しく4次元の世界に私たちを誘うスケール感が見ている人たちを圧倒したことは間違いないと思います。このオリンピックのために中国政府は4兆円以上のお金をかけたというのですからその圧倒的なスケールは彼らから見れば当然という感じではないでしょうか。

総合演出を担当したチャン・イー・モウ監督の仕事ぶりは、構成力、演出力、統合力どれを取っても素晴らしく、スピルバーグ監督が辞退して責任を負う形になったとはいえ、チャン・イー・モウだからこそできた演出ではなかったでしょうか。歌を歌った美少女が口パクだったとか、CGが多用されていたとか幾つかの批判も出ていますが、それは演出の範囲内のことであって然程問題にするほどのことでもないと思います。勿論もっとコンパクトなものにした方が良いなど色々な見方はあるでしょう。

でも恐らく、中国としては自国が現在如何に優れた水準にまで到達しているのかを何としても世界にアピールしたかったはずですからこのような手法をとらざるを得なかったのでしょう。それよりも問題だと感じたのは、204もの国と地域が参加しているので入場行進に時間がかかりすぎることです。テレビの視聴者も場内の観客も疲れ気味になってしまうのではないかと思いましたし、何よりもこれから競技を行う選手たちにも大変な負担になってしまうのでと心配までしてしまいました。各国ごとの入場行進の参加者をもっと絞って時間の短縮を図ることが急務だと私は思います。取り敢えず開会式は世界中に強烈なインパクトを与える効果があったと言えるでしょう。勿論開会式は中国の表の顔が見えただけで、中に潜むさまざまな問題は簡単には見えないようになっているとも言う向きもあります。(続く)

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