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「絶えぬ飲酒運転」

このところ何とも痛ましい轢き逃げ死亡事故が大阪で連続して起きてしまいました。大阪市内で早朝道路を横断しようとして車に轢かれ3キロも引き摺られて亡くなったのは不動産会社でマンション販売の実績を挙げていた若手有望社員でした。そして今度は富田林市で新聞配達中の16歳の少年をはねた車が6キロもそのまま少年を引きずって死亡させて逃走するという信じがたい事件が起きました。被害に会った少年は200軒の配達を一生懸命こなし、前日初めての給料を貰ってお爺さんに好きなお酒でも飲んでと数千円をプレゼントしたばかりだったという思いやりのある少年の姿を偲ばせる話も聞かれました。

二つの轢き逃げ事件はともに運転手が飲酒をした上で車を運転して起こしたもので、飲酒そのものがばれると拙いという判断で現場から逃げようとして、被害者が車に挟まれていようと何であろうと関係なく何キロもの長い道のりをそのまま引き摺って逃走するという普通の神経ではとても考えられないものです。勿論道路交通法では、運転者は人身事故を起こしたらまず何を置いても被害者の救助を図らなければならないと定められており、現場から逃げるということは被害者がどうなっても良いと考えたことになります。従って仮に被害者が死亡すれば未必の故意による殺人と言ってもいいものだと思うのですが、残念ながら現行法ではそのようには解釈されないようです。

さて、私たちが日常ごく普通に足代わりに使っている「車」とはどのようなものなのか、今一度良く考えてみる必要があるのではないでしょうか。どんな所へも自分の思い通りに行くことができる「車」は文明の利器の最たるもので、誰にとってももはや「車」無しの生活は考えられません。しかし、「車」は使い方を誤れば一転して人間に牙をむく「凶器」となるものであり、だからこそ慎重にかつ丁寧に法律に従って扱われなければならないものなのです。そのことを忘れてしまっていると、いい加減な気持で車を運転して事故を起こすことに繋がってしまうのだと思います。

従って、車の運転教育をする第一段階で車はまず慎重にそして丁寧に扱わなくてはならない。そして、車を運転するときは遵法運転を何より心掛けねばならないことを徹底して叩き込むことが必要だと考えます。つまり、飲酒運転に代表されるような法律を度外視するような行為は許されない罪であることを運転者の胸に深く刻み込むことが大切なのです。

そして、実際のペナルティも酷く厳しいものにすれば良いと思います。飲酒して車を運転したら、事故は起こしていなくても即免許剥奪は当然、否もっと厳しい罰を用意しても良いのではないでしょうか。未だに絶えない飲酒運転による死亡事故のニュースを聞くにつけ、飲酒運転を根絶するには本気で取り組まないと大きく改善されることはないような気がします。

更に、事故を起こして被害者を置いてそのまま逃げるなど、救護策を講じなかった場合にも最も重い刑罰を課すことも視野に入れる必要があるものと考えます。この期に及んで、危険運転致死罪を適用するのは困難ではなどという議論をしている段階では無い筈です。性善説のみに立脚してものを考えることはそろそろ改めて欲しいと考えているのは私一人だけでは無いと思うのですが。

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