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「愛すべき人間 青木功さん」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2008年12月27日 16:32
  • スポーツ

12月18日、帝国ホテルでプロゴルファー「青木功さんの紫綬褒章受章を祝う会」に出席しました。

今から35年前の日本オープンで青木さんはフィリピンのベン・アルダ選手と激しい優勝争いを展開。残念ながらこの時はベン・アルダに栄冠を奪われましたが私はラウンドリポーターとして青木選手のプレー振りを逐一報告しておりまして、それが青木さんとの初めての出会いでした。以後日本オープン、関東オープンの中継放送の度にじっくりお話を伺うことができ、知らず知らずのうちに私は青木さんのファンになっていきました。2歳年上の青木さんも私のことを「草(くさ)ちゃん、草(くさ)ちゃん」と呼んで大変優しく扱ってくれたものです。ですからまだ放送の無い予選ラウンドのときなど、青木さんをマークして歩いている私を青木さんが目敏く見つけ、「草ちゃん、俺お腹空いちゃったよ。あんパンが食べたいんだけど」と言うので、近くの売店であんパンを買ってきて届けると、美味しそうにそれを頬張ってプレーを続けていたこともありました。スコアがその後アップした時には私も「青木さん、私の買ってきたあんパンが良かったんですよね」と声をかけて「草ちゃん、ありがとう」の言葉を強要したものです。その後、全米オープンにも2度一緒に行きましたし、「青木功のベストゴルフ」というビデオの作成もお手伝いをさせて頂きました。

青木さんはとても私を可愛がってくれました。その後私はNHKを去りスポーツ放送の現場から離れてしまいました。そして青木さんはアメリカで活躍を始めどんどん大きな存在になっていきました。昔のような密度でのお付き合いはできなくなりましたが、久し振りに会ったときにも青木さんは以前と少しも変わらず「おー、草ちゃん元気かい」と声をかけてくれるのです。

チエ夫人との息がぴったり合っていて、共に人生を歩むようになって青木さんは人間として本当に誰からも尊敬される素晴らしいゴルファーになったのです。全米ゴルフ協会の殿堂入りも当然のことですし、世界中のゴルファーからこんなに敬愛される人はそうはいない筈です。その意味で紫綬褒章受章は当然のことです。私の眼には壇上でチエ夫人と微笑んでいる青木さんの顔がとても神々しく見えました。青木さんのように年齢を重ねられたらどんなにか素晴らしいのになあと思いましたが、そうは中々巧くは行かないわけで現実の厳しさを思い知らされる今日この頃です。

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