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「雪の降る富山にて」

今年に入って初めての講演会のため1月11日夜富山県富山市に向かいました。講演会そのものは翌12日の午後にANAクラウンプラザホテル富山で行われる予定でしたが、雪の時期ということで飛行機が突然運航中止になったりする可能性があるため前日から富山に入って欲しいという主催者からのご要望があり、また実際に日本海側の地方はその前からかなり雪が降り続いていましたので確かにその方が良いと判断して前夜のうちに現地入りをしたのです。幸いにも11日はドカ雪にもならず飛行機も揺れたりせず無事富山に到着。会場でもあるANAクラウンプラザホテル富山にチェックインしました。ホテルに入ったときから従業員の皆さんの対応がとても機敏で、的確で持て成しの心に充ちていて気分良く一夜を過ごすことができました。

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問題は翌12日の天気でした。朝食をレストランでとっていてふと外を見ると、天気予報通りに雪が降り続いていました。講演会のお客様の入りも当然のことですがお天気の具合に左右されます。「このまま降り続いたら入りが心配ですね」と担当者に聞きますと、「そうですね。1000人は入る会場ですが余りに雪が降ると100~200人は減るかもしれませんね」という思わず心配になる返事を頂きました。ガラガラだったらどうしようと心配しても仕様がないことをついつい考えたりしながら開始を待ちました。

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ところが講演開始の10分前に担当者がにこにこした顔で控室に駆け込んで来ました。「たった今1000人の席が満席になりました。有難うございます」とのこと。こんな雪の中にも拘わらず講演を聞きに来て下さっている皆さんのお気持ちを考えると、何が何でも楽しくてためになったと思って頂けるように全力投球で魂を込めて話をしようと、いつも以上に気持ちが燃え立ちました。

かつて富山県の壮大なスケールの縄文遺跡(桜町遺跡)を取材に伺った時(10年前の7月31日でしたが)にフェーン現象で気温が38.8度まで上がり富山としては観測史上2番目の暑さになった思い出があります。また、私自身民放に移って初めて担当した「朝のホットライン」という番組で富山県出身の落語家立川志の輔さんと出会ったことも富山に親近感を抱くことになった大きな出来事でした。特に志の輔さんは当時、いずれ放送の世界に「おしゃべリスト」という話術のプロのジャンルを切り拓いていこうという努力をされていて、それから20年あまり経った今日その努力が今の落語界における志の輔さんの揺らぐことのないポジションに繋がっているのです。こうした地元とのエピソードを冒頭で紹介すると満員のお客様もしっかり耳を傾けて下さり、本題の話に入ると一段と興味を示して身を乗り出して聞いて下さいました。話し言葉を使って自分の気持ちをより分かって頂けるように力を尽くすことの大切さ。更に「日立世界ふしぎ発見!」を通じての黒柳徹子さんや板東英二さんの仕事に懸けるエネルギーの大きさ凄さなどを紹介すると驚きの表情で聞き入り私の一言一言にとても素直な反応を返して下さったのです。

これくらい盛り上がった講演会はこれまでもあまりなかったような気がして充実感の中で講演を終わることができました。終了後控室の窓から雪の降りしきる中を帰途につくお客様(全員女性の皆様)の姿を見送りながら何度も有難うございましたと独りでお礼を申し上げていたのでした。

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