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「速やかな建て直しを」

去る2月24日で私は満65歳になりました。65という数字は余りにも大きな数字で「遂に自分もこんな年になってしまったのか」という思いもありますが、肉体的には元気一杯で普段は年齢のことなどすっかり忘れてしまっております。

実は65才から年金の受給ができると聞いていたので、先日社会保険事務所に行き受給の手続きを行いました。勿論年金に過大な期待を抱いているわけはありませんが、これまでの長期間の納入実績からすれば月に10万円~15万円くらいは受け取れるのではと思って窓口で尋ねてみました。すると、私の場合は今も働いて収入が一定額以上あるので、基礎部分の年金のみの受給ということで実際の月額は自分の予想の半額程度でした。更に、働き続けている人の場合は75歳まで厚生年金の納入を続けなければならないそうで、それを差し引きすると結果としてほとんど貰っているとは言えない状況になるようなのです。それほど期待はしていませんでしたが現実を知ると流石に寂しい気分になります。

私の場合は現在取りあえず収入があるから良いのですが、完全にリタイアした人の場合は年金だけに頼らざるを得ないわけです。ところが、受給額が極めて低い現状、そして未納者が多い状況、加えて社会保険庁の腐敗堕落から生じた記載漏れや横領等の不正、経済状況や出生率の算定の身勝手な基準作りなどあらゆる要素を考え併せると日本の年金制度は実質的には崩壊していると言われても致し方ないのが実情です。このあと一体どうなってしまうのかと呆然とした気持になってしまいます。

現行の制度は、一頃厚労省が謳っていた「100年安心年金制度」どころか10年先にも破綻するのではと見ている専門家もいるほどです。この様に未来への夢を持てない社会では若い人たちが結婚して家庭を持ち、政治にも積極的に参加して社会をより良い方向に導くために力を尽くそうと考えていくこともなくなるのではと危惧してしまいます。とりわけ社会の根幹部分である年金制度などは揺るぎのない形が出来ていなければならないものではないでしょうか。早急に疲弊した制度の建て直しを行わねばならないのですが、誰が責任を持って導いてくれるのかイメージが浮かんでこないのが今の日本なのです、とまたぼやきになってしまいました。65歳になったせいなのでしょうか。

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