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「一貫性のある姿勢を」

北朝鮮が発射した飛翔体が人工衛星だったのか弾道ミサイルだったのかについてはどうやら凡その結論が出てきたようです。北朝鮮が主張しているような人工衛星は軌道上に見当たらないとアメリカが発表、日本でも同様に衛星の存在を示す状況は何もないとしていますし、ロシアも全く同じような見解を示していますので、人工衛星の打ち上げであったのであれば失敗だったということになりそうです。

また、もしこれが弾道ミサイルの改良実験であったとすれば前回より飛距離を伸ばし3000km以上飛んでいるので北朝鮮としては成功だと見ているという人と、いやミサイルが最終的には空中で爆発したと言われているところから今回も実験は失敗だったとして、この程度の弾道ミサイルをどの国が買いたいと思うだろうかと歯牙にもかけない米軍筋のような見方とがあるようで、本当のところはまだ分かりません。

ただ言えることは、北朝鮮は常にアメリカと渡り合うためには何をどうすればよいのかを考えそこに向けて全てのエネルギーをぶつけてきているので、今後も持っている材料を全部使って自分たちの言い分をごり押ししようとすることでしょう。ブッシュ政権とは違い、どんな相手にも話し合いを交渉の基本にするとみられているオバマ政権が北朝鮮をどのように扱おうとするのかは非常に興味深いところです。民主党としてはクリントン大統領の時代に一旦は北朝鮮攻撃も視野に入れながらも、結果的には妥協して北の言い分を信頼して裏切られた苦い体験があるのですから同じ轍だけは踏まないでもらいたいと思います。

日本が以前の政権とは少しは違うなと感じさせられたのは、今回この実験に対して抗議の意味を込めて北朝鮮に対する制裁措置の延長を素早く決めたことです。交渉相手としては極めて難しい相手ですが一番大切なのは日本側の一貫性のある毅然とした姿勢が相手にはっきりと認識されることだと思います。これまで日本政府の対応は極めて曖昧で交渉に入るに当たって素性のよく分からない人物に頼ったり、政府の正式な依頼を受けたわけではないのに与党の政治家が勝手に身を乗り出してきて二元外交ではないのかと指摘されたりすることもあり日本政府としての本当の姿勢が見えにくい有様でしたが、今回いち早く制裁延長を決めたことは麻生政権の考え方にぶれがないということを示すためには良き一手だと思えました。今後も一貫した日本政府の強い意志が伝わる行動で対処してもらいたいと多くの国民は望んでいることでしょう。

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