- 2009年5月18日 13:39
- 日々の思い
小沢一郎代表の辞任に伴い急遽行われることになった民主党の代表選挙、本来なら次の政権を担うかもしれない政党の代表選挙なのですから国民の耳目を集めるものになるはずなのに、盛り上がりも無いまま国会議員だけの投票で次の代表を決めることに成ってしまいました。
小沢氏の後任の代表選に立候補したのが鳩山由紀夫氏と岡田克也氏の二人でいずれも一度は民主党代表を務めた経験があるのですが、民主党の党勢拡大を果たすことができなかった挫折経験の持ち主であるということも国民の期待感が高まってこない原因の一つだと思います。麻生政権が人気を落とし、一時は不支持率が70%を大きく超えるところまで行っていたのですから、民主党がてきぱきとやるべきことをやって、特にお金をめぐる問題などでは自民党よりもはるかに清潔で国民と同じ視点でものを考えている政党だということを示すことができていれば、民主党の人気はさらに上がり何時選挙をやっても政権交代が実現できただろうに、そうならなかったのは民主党自体に問題が噴出したからだと言えるでしょう。
現在の政治について大方の国民が感じているのは、自公連立政権の運営に満足しているのではない、そうかと言って民主党の主張にも十分説得力があるわけでもない、といったところでしょうか。特に野党の民主党は、反自民を唱えるのであればその方法論や道筋が野党の支持者だけでなくより多くの人々に共感されなければなりません。野党にはそれだけの重荷が背負わされているのだということを忘れてはならないと思うのです。与党とほぼ同じようなことをやっていても国民は目を留めてはくれません。一つ一つの言動が自民党より説得力が有る、やること為すことに自民党より遥かに清潔感や誠実さを感じるというものでないと、安心して民主党に政権を担当させようという気分にはならないでしょう。
代表選挙の結果、鳩山由紀夫氏が新しい代表に選ばれましたが民主党を劇的に変化させない限りは政権交代になるか否かは微妙な感じがしてなりません。民主党自体の成り立ちが思想的な面で余りにも幅広く無理やり詰め込んで創ったという側面があるのでなかなか一つにまとまり切れませんし、政策としても柔軟性に欠けがちです。それでも今日発表されたマスコミの世論調査では、麻生太郎氏と鳩山由紀夫氏のどちらが首相にふさわしいと思うかという質問に対して鳩山氏と答えた人の方が多かったというのですから、今の政治に国民が如何に飽き飽きしているかが分かります。
こうした国民の声に応えられるかどうか鳩山由紀夫新代表の一挙手一投足に注目が集まります。
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