Home > スポーツ > 「週末はゴルフを...」

「週末はゴルフを...」

先週末は大きなスポーツイベントが幾つも行われテレビでそれぞれをチェックするのに慌しくTVのリモコンを操作する有様でした。

まず、男子プロゴルフツアーのサン・クロレラ・クラシックで石川遼選手が4日間首位を守り通して自身初の完全優勝を達成。今季2勝目通産4勝目を挙げました。17で既に4勝。このペースで今シーズンを戦っていけば賞金王獲得も現実のものになる可能性が高そうです。国内の賞金王の最年少記録は1973年の尾崎将司の26歳ですから、常識を超えたもの凄いゴルファーが出現したと言ってよいでしょう。石川遼選手は今年、マスターズや全英オープンで健闘しましたが結果的には予選落ちでした。でも彼が素晴らしいのはそこから色々なことを教訓として持ち帰り、その中から自分に取り入れられるものをいち早く栄養素として自分のものにしてしまえるところだと思います。

技術的な面で言うと、スタンスの幅が少し狭くなり体重移動のスライドも小さくなっていたとプロ・コーチの内藤雄士氏は指摘しています。(スポーツニッポン8月3日号、p2)プッシュが出難くなるように工夫していることが見えるとのことで、日々石川遼選手は進化しているということでしょう。全英オープンから学びとったこととして私が感じたのは、タイガー・ウッズ選手の歩き方を参考にして今大会での彼の歩き方は背筋をピンと伸ばし胸を自然に張りリズム良くしっかりした足取りで歩いており、17歳とは思えない堂々たる大人の歩行になっていたということです。これは全てのプレーに良い影響をもたらすものであり、勉強して素早く吸収できるところが石川遼選手の素晴らしさの一つだと思います。更に、最終日最後まで優勝を争ったブレンダン・ジョーンズ選手に対し常に敬意を払い、名選手と優勝争いができることを最高の喜びと考えながらプレーできたというのですから、すでに精神的にも相当高いレベルに到達していると言って間違いないでしょう。13日に始まる全米プロゴルフ選手権(開催コースはミネソタ州ヘーゼルティンCC)でどのような内容のゴルフを見せてくれるか楽しみですね。

夜は全英女子オープンの優勝争いに加わっている宮里藍選手のプレーに注目しました。先週全米女子ツアーで念願の初優勝を成し遂げ、全てのモヤモヤを振り払ったのでしょう。今大会も随所に彼女らしい小技の切れ、パットの感覚の素晴らしさを発揮して良く頑張りましたがあと一歩及ばず3位タイで終わりました。苦労しながらも自分の生きる道を自分自身で切り開き、海外のツアーで通用する力量や技量をようやく獲得したということなのでしょう。

それにしても今大会はカトリーナ・マシュー選手のためにあったと思える大会でした。アマチュア時代、このロイヤルリザム・アンド・セントアンズで全英女子アマのタイトル取ったものの、プロになってからはこのコースでの全英女子オープンには3回出場したもののいずれも予選落ちだったそうです。彼女はこの5月に赤ちゃんを出産したばかりでしたが、家族の素晴らしい協力を得て縁起の良かったはずのこのコースで徹底的に練習を積み重ねて、意欲を燃やし挑戦した結果が夢にまで見た全英女子オープンの優勝でした。淡々とプレー続けるマシュー選手の姿からは迸り出るようなオーラは感じられませんが、この全英でのリンクスでのプレーは、征服してやろうと闘志をむき出しにして立ち向かうと自然がそれに反撃してくるもので、何が起きても柳に風という感じで自然のまま感情を荒立てないプレーが全英らしい雰囲気にぴったりくるのかもしれないなと妙に彼女の優勝に納得したものでした。

Home > スポーツ > 「週末はゴルフを...」

フィード
タグ
写真
  • 12221502.png
  • 12221501.png
  • 03031502.jpg
  • 03031501.jpg
  • 10061401.JPG
  • 10061402.JPG
  • 08041402.JPG
  • 08041401.JPG
  • 03031401.JPG
  • 01291402.JPG
リンク

このページの上へ