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「いざ、ワールドシリーズへ」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2009年10月28日 12:49
  • スポーツ

二ューヨーク・ヤンキースがアメリカンリーグ優勝決定シリーズでカリフォルニア・エンゼルスを降して6年ぶりにワールドシリーズ進出を決めました。試合後いわゆるシャンパンファイトでシャンパンを掛け合ってヤンキースの選手たちがお互いの健闘を称え合い、アメリカンリーグの代表になれた喜びを分かち合う様子がテレビで流されました。中でも松井秀喜選手が最高の笑顔でシャンパンをかけながら、インタビューにも快く応じていた姿が印象に残りました。

彼がヤンキースの一員になった6年前、ヤンキースはプレイオフシリーズ、リーグ優勝決定シリーズを勝ちワールドシリーズに駒を進めましたが、フロリダ・マーリンズに2勝4敗で敗れ、世界一にはなれませんでした。1年目としては彼は良く頑張ったし、ましてポストシーズンを最後まで戦ったのだからある程度の満足感を持って帰国したのだろうと私は思っていたのですが、そのことについて聞くと「充足感は全くありません。ワールドシリーズで勝てなかったのは極めて残念です。野球はチームの優勝のためにやっているのですからね」という返事が返ってきたのです。

チームが勝てなければいくら自分が打ってもそこに喜びは無いという松井選手の考えは野球という団体スポーツの原則を大事にするもので、本来野球に参加する一人一人が持っていなければならないものなのですが、意外に期待値の大きな選手ほど自分が打とう、自分が活躍しなければという思いに縛られていることが多いものです。ところが松井選手はチームのために最大限に貢献する姿勢を日本でもアメリカでも貫き通してきました。ここは自由に打ちたいだろうなと思えるところでもきっちりボールを見極めて塁に出ることを目標にストイックな姿勢を崩しません。

その姿勢を大リーグでも続けてきたので、最高の目標にしていたワールドシリーズに6年ぶりに進出できたことを心から喜んでいることでしょう。日本のプロ野球にも在籍し大活躍したチャーリー・マ二エル監督率いる昨年の世界一チームであるフィラデルフィア・フィリーズは強敵ですが、今年のヤンキースは問題だった投手陣にサバシア投手、バーネット投手が加わり安定感が出てきましたし、ワールドシリーズは選手生活16年目で初出場になるA・ロッドが闘志を燃やしているので、ヤンキースが勝つ可能性も高いような気がします。

松井選手はこの4年間、左手首の骨折、右膝、左膝の手術と苦難を乗り越えて頑張ってきました。今年も守備につく準備はしていましたが結局DHでの起用で、出場も随分制約を受けてきました。とはいえ、そうした悪条件の中で本当に良く頑張って、シーズンの終盤にジラルディ監督の信頼を勝ち得ました。そんな松井選手ですからワールドシリーズでも何かやってくれそうな気がしてなりません。日本時間29日の開幕が待ち遠しいですね。

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