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「大きな一歩」

このところ政府の行政刷新会議のワーキンググル―プによる事業仕分けが行われています。これは官僚によって計上されてきた予算の査定を行うものですが、公開で行われていますので連日その模様がテレビ二ュースで伝えられています。とても画期的なことだと評価する声も有れば、仕分け人が担当官僚に厳しく当たり、事業の中止などをその場で決めているので行き過ぎではという懸念の声も出ています。

でもこの状況を見ながら、取りあえず一旦政権交代が行われて本当に良かったなと思うのです。今まではこうしたお金の使い方が国民の目に触れることなど無いままに、ほぼ官僚機構の計画通り予算執行が許されてきたわけですが、それを一つ一つ俎上に上げて本当に意義のある事業なのかを問い質してチェックを行うということですから、そこには大きな変化が起きたということになります。この仕分け作業のやり取りを見ても一目了然ですが、税金の無駄使いがこれまではほぼノーチェックで継続的に行われてきました。戦後64年が経ち、その中でも恐らく日本が財政上豊かになってからのことでしょうが、官僚機構は退職後の身分保障も含めて自由に渡り歩ける組織を上手に作り続け、お金がうまく流せるような仕組みを工夫し、結果的に一見しただけでは絶対に見破れない構造を作り上げてしまった、それがありとあらゆる特殊法人なのだと思います。

「かんぽの宿」をはじめ何百億という資金を投じながら造ったものの、負債を背負いこんで動きが取れなくなって、挙句の果てに極めて低い値段で売りさばいた物件の何と多いことでしょう。国民の血税を何と心得るのか、と言いたくなるようなこのような行為は許容しがたいのですが、現実には誰も責任を問われないまま推移してきました。それは主に長い間与党にいた自民党の政権にしっかりとした管理体制が無かったと言われても仕方がありません。これまで特殊法人などが具体的にどのような事業を行っていて、どれくらいのお金が使われていたのかが、今回の事業仕分けを通じて初めて国民の目に触れるようになりました。短時間で結論を出し過ぎるとかもっと議論を深めるべきだとか色々と問題点が指摘されていますが、何よりも「無駄使いは許されない」という国民の意志に沿う政策がとられているのは事態改善に繋がる大きな一歩だと心から思います。もし政権交代が行われていなければ従来通りの税金の使われ方が継続されていたわけで、その点だけをとっても政権交代のインパクトは大きいですね。この機会を捉えて深部に至るまで問題点をできるだけ明らかにしてほしいと思います。

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