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「恐るべき18歳のチャンピオン」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2009年12月 7日 14:53
  • スポーツ

今年の日本の男子ゴルフツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が昨日終わりました。期待された賞金王争いの石川遼選手と池田勇太選手は優勝争いには加われませんでしたが、アメリカツアーから復帰した丸山茂樹選手の10年ぶりの日本での優勝で、詰めかけた大ギャラリーはゴルフの楽しさに酔いしれました。

初日の大きな出遅れで苦しい展開となった石川遼選手ですが、流石実力者で3日目―3、最終日―4とスコアを戻して見所を作りました。その結果、18歳と80日で日本ツアーの賞金王に輝いたのです。過去の最年少賞金王は尾崎将司選手の26歳でこれを36年ぶりに大幅に更新しました。海外を見ても欧州ツアーのセベ・バレステロス選手の19歳6カ月を破る大変な新記録(勿論世界新記録)になりました。あのタイガー・ウッズ選手でさえ賞金王に成ったのは21歳の時だったと言いますから石川遼選手は凄いことをやってのけたことになります。プロゴルファーになって僅か2年で成し遂げたこの記録は恐ろしいほどの快挙という他ありません。

そして今年は昨年にも増してゴルフの内容が大きく進化しました。石川遼選手に直接指導しアドバイスを送ってきた尾崎将司選手は「18歳の若さを超越した攻撃的なゴルフとショートゲームに磨きがかかって、今年の彼のゴルフは内容的にまさしく王者の姿だった」と称賛の声を送っています。青木功選手や中島常幸選手も、今迄見たことも無い可能性を持った日本人ゴルファーとして世界に大きく羽ばたいてほしい、とエールを送っています。

今年一年マスターズ、全英オープンなど大舞台で予選落ちを経験しましたが、それでも大崩れすることなく、むしろ将来への可能性を感じさせる内容のあるゴルフを見せてきました。そしてその経験を一つ一つしっかり吸収して次に確実に生かしていくという、分かっていてもなかなか実践できないことを楽々とやってのける能力を持っていることを見せてくれました。

石川遼選手を見ていて感じる素晴らしさは誰の目にも明らかですが、体の柔軟性や筋肉の柔軟性に優れていること、目標設定が大きく高くそれでいて的確であること、ゴルフが人生と答えるほどゴルフが好きでそのために真摯に練習すること、体の手入れやトレー二ングをしっかりこなすこと、など挙げれば切がないほどでしょう。

それに加えて、インタビューに答える彼の話の内容は極めて論理的で分かり易く、何時も誠実に答えているその彼の姿勢に心打たれるのです。大人でも誰もが納得する受け答えというのは簡単にできるものではないのですが、それをきちんとやり通している18歳の青年は他には私も見たことがありません。

その基礎は家庭教育の中で築かれたものだと思いますがここまで好感のもてるインタビュイーは稀有だと感じます。この後は来年に向けて早くも準備に入るということで、紅白歌合戦やバラエティー番組にも一切出演しないとのことで安心しました。その気持ちでどんどん前進して欲しいと思います。

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