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「頑張れ! 稀勢の里」

先場所に続いて一昨日、関脇稀勢の里が無敵の横綱白鵬を破って国技館に座布団が舞い上がりました。白鵬は横綱になって日本人力士に連敗したのは初めてのことでこれは今の大相撲にとって大きな出来事ですね。

稀勢の里は初めから立ち合い当たっておっつけて攻めることを念頭に置いていたようで、狙い通りの立ち合いができました。逆に先手を取られた形で白鵬は気持いけないと焦りましたね。先場所63連勝で連勝記録にストップをかけられた心の引っかかりが切れないまま珍しく白鵬がバタバタの状態になり押し出されてしまいました。これであの後から続いていた再びの連勝記録も23で止まってしまいました。

未完の大器稀勢の里は横綱白鵬に油断ならない相手としてその存在を意識させることに成功したと言っていいでしょう。以前稀勢の里が横綱朝青竜を破ったときもそうだったのですが、鳴戸親方がビデオで朝青竜の動きの特徴を徹底研究して作戦を授け、その通りに成果を収めたことがありました。恐らく今回も親方のアドバイスがきっと力を発揮したのではないかと想像しています。

鳴戸親方から現役時代の話を聞いたことがありますが、優勝争いを展開していた横綱千代の富士と土俵上で仕切りを重ねるうちに、千代の富士がいつになく思い切り前へ出るぞという意気込みを見せてくる、あぁこれは逆に立ち合いに変化するのかもしれないと感じたそうです。そこで相手の変化7分、まともな立ち合い3分と割り切って勝負に臨み、いざ立ち合ってみたら案の定千代の富士が横への変化を見せました。得たりやおうとその動きについていき一気に寄り切ったことがあるそうです。

このように対人競技では相手の心の動きを見破る対応力が必要なのです。稀勢の里がその域までに到達するのにはまだ時間が掛かるかもしれませんが、自らの判断と自らの意志で自在に動いて臨機応変な相撲が取れるようになってほしいなとつくづく思います。69連勝で双葉山の連勝記録にストップをかけた安芸の海が部屋に帰って出羽の海親方に言われた言葉「勝って騒がれる力士より、負けて騒がれる力士になれ」を稀勢の里にも送りたいですね。

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