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「ファイアーフェスティバル2011in練馬」

2月28日、火災予防週間を直前に控え、練馬区日大芸術学部のキャンパスを借りて東京消防庁主催の「ファイアーフェスティバル2011in練馬」が行われ、私も一日消防署長としてこの催しに参加しました。

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アウトドアのイベントやテレビのロケではこれまでほとんど雨を降らせたことがないというのが心に秘めた自慢の一つだったのですが、この日は予報も100%雨天、実際に朝起きてみるとしっかり雨が降り続いています。

現場に到着しても雨脚は弱まらず、遂に雨の中、しかも強い寒風が吹き荒ぶ中、火災発生、避難、救出活動が迅速に行われ、さらに消火のための放水と続いていきます。私は式台の上で大きな声で「放水はじめ」と号令をかけ、消化状況を確認。そしてよきところで「放水やめ」と大声を出して放水が終わり、現場で救出された人たちの安全確認、負傷者の手当て、搬送などが順次行われ、訓練は終了しました。

流石に消防隊員たちの動きは素晴らしく正確、迅速、素早い決断力など、見ていて大変な心強さを感じました。高層階の人たちを救出に向かったレスキュー隊の隊員のロープクライミング力は驚きのレベルで、隊長に伺ったところ毎日欠かさず訓練を続けているとのことでした。ニュージーランドの地震災害でもレスキュー隊の方々も加わっているそうですが、国際的にも日本の救援部隊は高い評価を得ていると聞き、納得の訓練でした。

内心では雨を降らせてしまったと一寸傷ついていたのですが、良く考えてみると実際の火災は気象条件を選ばず発生するものであって、このような強風や雨という条件の中で訓練を実施しておくことは決して無駄ではない、いやむしろこういうときにやっておくことも大切なのだとつくづく感じました。

訓練の後は火災予防について講演を行いました。徳川時代江戸は大火が頻発したこと、267年間に大阪が6回、京都9回に対し何と49回も街を焼き尽くした火災が起きていたこと、消防も組織化が遅れ破壊消防で延焼を防ぐものでしかなかったこと、更に町火消しどうしの功名争いでけんかが絶えなかったことなどの歴史に触れると同時に、現在の消防の活躍とりわけこの10年前後は火災発生件数、死亡者、損害額いずれも減少していること、また私たち自身が火を出さない工夫努力が必要なことなどをお話ししました。消防関係者の皆さまからも喜んで頂き参加して本当に良かったです。

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