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「隔世の感」

2016年はリオデジャネイロ・オリンピックの年なので、スポーツ界が盛り上がる年でもありますね。

それにしてもこのところの日本人スポーツマンの活躍ぶりは素晴らしいものがあります。野球、サッカーは言う間でもなく、フィギュアスケート、スキージャンプ、水泳、ラグビー、卓球、バドミントン、体操、テニスなどさまざまな分野で世界のトップ、もしくはそれに近いレベルの選手たちが現れて、全体を見ると日本スポーツ界の黄金期といってもよさそうな感じになってきました。勿論、これはそれぞれの分野で様々な強化策が講じられ、長い時間の経過と共にそれがようやく実を結んできたからであることは間違いありません。

昔、私がスポーツアナウンサーであった頃、フィギュアスケートも担当競技の一つでした。1980年のレイクプラシッド冬季オリンピックの男子フィギュアスケートの優勝者はイギリスのロビン・カズンズという選手でしたが、183センチの長身で長い脚、長くしなやかな腕という恵まれた体型。そして王立バレー団で修練を積んだという表現力、更にハンサムという全ての要素を兼ね備えた理想のスケーターでした。当時は、「日本人の体形ではとてもこうはいかない。どんなにテクニックを兼ね備えてもこんな選手にはなれない。日本人がフィギュアスケートの頂点に立つことはとても考えられない」と思っていました。

それから30年以上が経過し、なんとその頂点に君臨しているのは紛れもない日本人の羽生結弦選手なのです。日本のフィギュア界がこのように活性化されたのは長きにわたってエイジグループの錬成に力を入れ、野辺山合宿などを通じてレベルアップを図ってきた結果であり関係者の方々の努力には本当に頭が下がります。

「羽生結弦」という天才的なスケーターの出現で不可能と思われたことが可能になりました。長い手脚、バランスのとれたスリムで美しい体形、表現をより深いものにする体の柔軟性、そして常により高いところを目指していく飽くなき追求心、全てがチャンピオンにふさわしい選手です。時代は違いますが、羽生選手はあの時のロビン・カズンズ選手を超えたと私は思います。これは真実です。

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