- 2014年12月 5日 12:46
始まりましたね。
どうして解散したのでしょうか。
小学生になりすましてはいません（笑）。
でもやっぱり、腑に落ちないところもありますよね。
「消費税増税の先延ばしは大切なことだから国民の信を問う」
と安倍総理は発言していました。
増税なんて誰もがいやに決まっています。
だけれども、どうにもならない国の大問題、
国の借金や今後の社会保障にかかる費用を
国民みんなで分かち合うことを約束したのが、２年前です。
当時、私は政治部記者でした。
解散が決まった瞬間、
当時の野田総理と安倍自民党総裁の党首討論を、
まさにこの目で見ていました。
その時、野田総理が安倍総裁に迫ったことは、
消費税をあげて、全額を社会保障に使うこと。
そしてその前提として、衆議院の議員定数削減を進めることです。
野田総理は、安倍総裁がその約束をするなら解散すると言い、
安倍総裁は約束すると答えました。
しかし、実際に果たされたのは、消費税増税だけでしたね。
あの時とはまるで空気の違う今回の解散でしたが、
大事なことは、有権者の方が冷めないことです。
投票率が低いということは、
投票するのが、
いつも選挙に行っている人や政治家と関係の深い人がほとんどで、
そうではない「無党派層」と呼ばれる人
（特定の政党を支持しない人や、若い人が多い傾向にあるのですが）の声は、
国にあまり届かないということになります。
争点で、アベノミクスの是非というのも、
私はあまりピンと来ませんが、
国論を２分するような課題はたくさんあります。
社会保障は、子育てや老後といった、
私たちの生活に直結する切実な問題です。
また、原発問題や集団的自衛権の行使容認なども
国会前で連日デモが繰り広げられた大きな問題です。
あのエネルギーはぜひ選挙にもぶつけてほしいなと思います。
何か１つ「これは譲れない」ということで意見の一致する
候補者を選んでもいいかもしれません。
本当に寒くなってきましたが、
選挙には１人でも多くの人が、熱い気持ちで臨んだ方が、
きっと今後の日本にとっていいと思います。
お風邪等、引かれませんように♡
