「東日本大震災から４年」

昨日は１日中、思いをはせていました。

今も時々、震災直後、被災地を取材で訪れ、
見た光景が頭をよぎります。

屋根の上に乗る船や車、
建物の中から出る木や土、
重力がなくなってしまったかのような
上下左右のめちゃくちゃさが、
震災の壮絶さを伝えていました。

中でも避難所でお会いした方たちの様子が
忘れられずにいます。
電気のない中、避難されたお母さんたちが
ロウソクを囲んでいました。
お風呂も月に一度入れるかどうか。
家族もまだ見つからず、いたはずの場所や遺体安置所を探し回る日々。
ロウソクを囲みながら
「生きていても地獄だね」と語っていたのが深く心に残っています。

そのあとも何度かボランティアに伺いながら、
そこにいらした、私と同い年の息子さんを亡くされたご夫婦に会いに行っていました。

どうしたら前に進めるのかずっと悩みながら
まだ笑顔を取り戻せずにいるようです。

そんな思いや生活をしている方たちが
たくさんいます。

少しでも心安らかに過ごせる日が早く来ますように、昨日はお祈りしました。

そして日本は、教訓を活かすべきです。
エネルギーについても見直すべきです。
他にもたくさんの課題はあるけれども、
なんとなくうやむやにされていっては
いけないことだと思います。

昨日は、もっともっとできることを
していかないといけないなと
思った日でもありました。

また被災地を訪れようと思います。