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2013年3月 Archive

「振り返って」

第3回WBCは懸念していたように日本の弱さが出て残念ながら準決勝で敗退しました。

采配の失敗は、ダブルスティールをやるのであればこの一球と限定してかからなければならないと思いますが、行ければ行って良いというのはサインプレーとは言えるのでしょうか。明らかに戦略上のミスではと感じます。

それに一部報道で伝えられましたが、コーチ陣のなかにはスケジュールの合間に余興に勤しむ人もいたとのことで、これも選手たちの知るところとなり疑問を感じる選手たちもいたそうです。そういう人をコーチにした側の任命責任も問われそうです。また、首脳陣が食堂に陣取り連夜酒盛りをしていたということも伝えられましたが、選手と首脳陣との間に一体感が醸成されなかったとしたら、理由はそんなところにあるのかもしれませんね。

前にも書きましたがベンチが一つになった盛り上がりが生まれなかったのには、こんな事情があったからなのでしょうか。

次の回には監督選びの段階からより慎重にならねばならないように思います。

「雲仙」

今月3日から5日にかけて(仕事ですが)長崎を旅してきました。

まず雲仙。やはり日本で第一号の国立公園に指定された雲仙国立公園がある場所だけあって、優れたポイントを結構もっているところです。地下のマグマの活動が今も盛んなことで、地獄という名の噴気が高々と立ちのぼる一帯がとても迫力に満ちていて、凄いと感じさせられました、別府や箱根など噴気の立ちのぼりはありますが、一つのゾーンにこういう場所が存在するのはここだけのようです。一方、かつてキリスト教に帰依した人たちを改宗させようとこの地獄に漬けた悲しい歴史が思い出され、人間とは愚かなことをしてしまうものだとの思いも重なりました。

宿は昔から良く知っている宮崎旅館に宿泊。実に風情のある心安らぐ宿でした。

近くの小浜温泉にも寄って長崎名物ちゃんぽんを食してみたのですが、これがなかなかの美味しさでした。

この雲仙も二十年余り前の雲仙普賢岳災害で客足が落ち、ピーク時年間90万人を超えていたのに今や40万人を下回る有様だそうです。あの火山活動が雲仙普賢岳災害と呼ばれたために雲仙温泉は危ないと判断されて、修学旅行を中心に旅行客がばったり途絶えたというのです。でも実際に危なかったのは普賢岳の東側島原市や有明海側の地域で、反対側にある雲仙温泉は全く危険でもありませんでした。正しく風評被害に泣かされたということなのです。春はミヤマキリシマ(つつじ)が咲き乱れ、夏は避暑地として輝き、秋は紅葉の美しさが引き立ち、冬は霧氷が幽玄なムードを醸し出す本当に奥の深さを持った雲仙なのです。

長崎県が観光立県を目指そうとするのであれば、この雲仙を大きなセールスポイントに出来るか否かが大きな分かれ目になるのではないでしょうか。

「WBC」

第3回WBCが間もなく開幕しますが、3連覇が期待される全日本の調子が余り上がりません。元々選手選考段階から色々あって大リーガーは出場せずとなり、国内のプレーヤーだけで参加することになったこともあるためか、やはりスケールが小さい感じは否めません。投手陣も当てにしていた浅尾投手が肩を痛めて外れるなど、思い通りの人選が出来なかったこともあって思いを残した選考だったように思えます。

今回ばかりは、日本に甘い汁は吸わせないと有力チームは思って参加してきているようですね。いよいよ明日から第1ラウンドが始まりますが、日本チームの苦戦は避けられないのではという気がしてなりません。

先発陣がやや不調、打線も全体に湿りがち、ベンチからもあまり盛り上がった雰囲気が伝わってこないように見え、何か過去の2回とは違うなと思えてなりません。かなり心配な感じの現状ですが、本番に入ったらがらり変わったということになってほしいものです。

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