「2022年を振り返ってみよう」
2022年12月30日
年の瀬ですね。
年末になると何かやり残してはいないか、本当にこのまま新年を迎えて良いのだろうかと不思議な衝動に駆られてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人的には選手(現役)の時に「ルーティン制を廃止した」ため、特別な行動をしないよう心がけております。
自分の作ったルーティンというルールに捉われ、一つも達成できなかった時の絶望感により自分の力を最大限発揮できなかったことがその理由です。それ以来、体が自然に動いた直感を信じ行動していこうと決めました。
もちろん、私のルールはあくまで参考にどうぞ。
さて、今年の振り返りですが、相変わらずコロナウイルスに翻弄された一年でしたね。
その中でも昨年と異なった点は、外出や行動の制限が緩和され、行動の幅が広がった点でしょうか。
昨年度に実施できなかった水泳教室や講演会を全国で開催することができました。
そして参加してくれた皆様の笑顔に出会えたことが何よりも幸せな時間でした!
新型コロナウイルス感染対策として様々な場面において自粛や制限がされているご時世ですが、テレワークの普及などで世の中は大きく変動したかと思います。
良い点としては、どこにいてもインターネット環境があればパソコンやスマホ・タブレット等で仕事ができ、会議もオンラインを利用して行う形式が標準となりつつあります。
しかし、人と関わる機会が減り、運動量の低下により、心身に悪影響をきたす「健康二次被害」の懸念もされています。さらに、認知症の発症リスクが高まると言われています。
そこで、スポーツ庁は、「withコロナ時代に高齢者の健康二次(害をスポーツや社会参加で予防するために〜スポーツを通じた高齢者向け健康二次被害予防ガイドライン〜」を作成しました。
このガイドラインによると、健康二次被害を予防するためには、感染症予防に努めながら、ウォーキング等の運動を行うことや、地域のコミュニティに参加して、人と関わる機会を持つことが重要とされています。
健康な高齢者が、少ない活動量の生活を二週間送ると、足の筋肉量が約3.7%減少したという報告があります。加齢による筋肉量の減少量は通常一年で約1%といわれていて、この数字は3.7年分の老化に値します。
また、適度に体を動かすことは免疫力を高めることにつながるため、しっかりと体を動かす習慣をつけることで、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の予防にもつながります。
IoTやインフラ等の革新的な成長も素晴らしい産業の革命かと思いますが、やはり会う時には会い、互いに顔を見て触れ合う機会も大切なのかと感じます。
さぁ、来年はどんな年になるでしょうか。
皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、祈念しております!
笑顔多き一年になりますように(^^)
Smile
Sho Uchida
「200m自由型」
2022年10月17日
季節も夏から秋になり、過ごしやすい季節となってきましたね。
この時期は、暖かい日があったり、急激に冷え込んだりと、自律神経の働きが乱れてしまう「寒暖差疲労」に注意です!
さて、この夏、コロナ禍ではありますが3年ぶりに水泳教室や水泳のイベントが開催されて活発に活動をしております!
私が統括をさせていただいた、高知県高知市で行われた「水泳の日2022・高知」では、たくさんの参加者、ゲストオリンピアン・パラリンピアンの方々にお越しいただき、無事成功裡に終えられたことが何よりも嬉しかったです。
その中でも、松元克央選手とのツーショットは、個人的に「大興奮!!」してしまいました。
というのも、新旧200m自由型日本記録保持者であるからです!(※正確に言うと2009年から内田翔→萩野公介→松元克央となります。萩野くん次回は是非ご一緒に!)
現在の200m自由型の日本記録は、松元くんの1分44秒65ですが、
一時期の日本記録の更新タイムは、
内田翔 1分45秒24
萩野公介 1分45秒23
松元克央 1分45秒22
と、0.1秒ずつの更新でした。
水泳の日の閉会式後、松元くんに写真を撮って欲しいとお願いしたところ、「翔さん、撮りましょう!」と快諾を頂いたので、人目を憚らずガッツポーズをしてしまいました(^^)
近年日本水泳界は良い成績が残せておらず、世界から水をあけられていますが、必ず這い上がってきます!私も微力ながら、選手たちが輝けるステージを用意できるようサポートをしていきたいです!
皆様も日本水泳界の応援をよろしくお願いいたします!
Smile
「国民体育大会」
2022年9月20日
本日で、シーズンを締めくくる『国民体育大会』が終了しました。
勢力が強い台風が日本列島を縦断している最中ですが、栃木県では熱い戦いが繰り広げられ、避難をされている方々、心配をされている方々に勇気を与えたのではないでしょうか。
今大会で、今後日本水泳界を牽引するであろう若手選手の活躍がありました。
まず、1人目は、高校1年生の成田実生(なりた みお)選手です。
この夏、ペルーで行われた世界ジュニア選手権にて、200m、400m個人メドレーで優勝し、勢いそのままに今大会で4冠(100m背泳ぎ、200m個人メドレー、メドレーリレー、フリーリレー)を達成!
個人種目の背泳ぎで自己ベストを更新すると、2時間後のメドレーリレーの1泳者で更に自己ベストを更新と、勢いが止まりません!
最終日の本日、200m個人メドレーを大会新記録で優勝して大会を締めくくりました。
レース後半での水中動作や水中姿勢が美しく、しなやかなキック、力強くかけるのは体幹が強化されている証拠です。
ターン動作、ターンに入る前の動作にはまだ荒削りな部分がありますが、日々の練習から細かい箇所に注意して行えれば向上すること間違いありません。
非常に楽しみな選手が出てきましたね!
続いて、男子選手です!
中学3年生コンビで、北海道出身の黒田一瑳(くろだ かずさ)選手、大阪府出身の舟橋巧(ふなはし こう)選手です!
この2人は、ライバル関係にある選手です。
黒田選手はスプリンター(短距離)、舟橋選手はミドルディスタンス(中・長距離)と、全く別ではありますが、100m、200m自由型ではライバル視しています。
今大会で、黒田選手は100m自由型で優勝。舟橋選手は200m個人メドレーで3位。
種目は異なりますが、フリーリレー(自由型のリレー)で、相見えました。
1泳者で直接対決とはならなかったものの、黒田選手が1泳者で北海道を勢いづけ、黒田選手の泳ぎに触発されたかの如くアンカーを務めた舟橋選手が大阪府を2位に入賞させ、互いに存在感を出していました。
両者共に、体の線が細く、勝ち方のテクニックは未熟ですが、勝ち気である『ガッツ』は確かに感じています!
まさに、泳ぎ方を含め、中学3年の時の自分を見ているようでした(笑)
この冬場のトレーニングでは泳ぎ込みはもちろんですが、ウェイトトレーニングを徐々に取り入れて筋力アップを目指してほしいです。
また、食事の回数も増やして体を一回りも二回りも大きくし、推進力を増す能力向上にも努めてほしいです。
さて、今シーズンの主要な大会は終わりましたが、1週間ほど休んだら来シーズンに向け選手たちは始動を始めます。
私も若手躍動に期待し、自分自身も向上心を持って、自分の気持ちに率直になり、動き出します!
Smile
Sho Uchida[
「ナスの美味しい季節」
2022年8月21日
やや暑さも和らぎ始めたと感じられるようになりましたが、こまめな水分補給、塩分の摂取を心がけてください!
もちろん、暑いのですが感染対策もお願いします!
さて、ナスが美味しい季節となりました。
ナスは、体をつくる栄養や、体を動かすためのエネルギー源となるものは含まれておりませんが、むくみ解消や高血圧を予防するカリウムを摂取できるほか、抗酸化作用のあるポリフェノール(ナスニン)を多く含み、体の調子を整えてくれる野菜です。
その他、食物繊維を摂取できるため、便秘解消にも役立ちます。
ナスのオススメ料理ですが、
・麻婆茄子
・野菜炒め
・おひたし
・揚げ茄子
・お味噌汁
・浅漬け
等々、たくさんの調理方法があります。
私も大好物です!
そんな茄子ですが、群馬県は露地茄子の生産量が5年間日本一位です!(※最近ではハウス栽培もありますが、露地(屋外の畑で栽培する方法)での栽培で日本一)
露地栽培ですと、天候(雨や風、雹害)、害虫、有害鳥獣に左右されやすいのです。
しかし、農家さんの手法努力により、美味しい野菜が出荷されます。
その中でも、日本一を誇る茄子の代表的な作付け方法が、「V字支柱」を使っての栽培です。
支柱をV字に組み、果身が葉に触れぬように作付けをする方法です。
葉が風に揺られて果身に触れることで傷物になってしまうため、葉を果身から避けることが大切です。
また、「葉かき」(必要ではない葉を剪定し、手入れすること)をすることで、果身が日光に当たり、茄子本来の色を出すことができるといいます。葉が密集し、日光に当たっていない茄子は、黒くならず紫のままです。葉かきをしている茄子と、されていない茄子を見比べると一目瞭然です。
この惜しみない手入れをすることで、A品(スーパーに出荷できるもの)と、B品(出荷はできるが単価が安い。もしくは自家消費)となる差が出てきます。
普段食卓に何気なく出てくる野菜。
実は農家さんの惜しみない努力の結晶があるのです!
この機会に、是非茄子の食べ比べをしてみてはいかがでしょうか(^^)
さて、私も大好物の茄子を食べて夏を乗り切ろうと思います!
Smile
Sho Uchida
「大切なこと」
2022年8月 6日
夏真っ盛りですね!
熱い!だからこそ、夏ですね!
そういえば、もう8月なんですね!(早い)
熱中症警戒アラートが発出されるほどの暑さですので、こまめな水分補給、エアコン等を使用して、熱中症を防ぎましょう。
さて、まだまだ夏は続きますが、今年3年ぶりに水泳教室が開催され、体が一つでは足りないくらい忙しかったです!(←嬉しい悲鳴)
また、各県を訪問し、水泳教室を開催したのも久しぶりだったので、全国の子どもたちの笑顔を見られて元気をいただきました!
そこで、大切なこと!
次に会う人に心配を与えてはいけないので、必ずPCR検査か抗原検査を日々行っています。(全て陰性)
やらなくてもいいことかもしれませんが、家族や友人、また次に水泳教室を行う方々が不安だと楽しいことも、楽しくありませんから、私は必ず検査をしております!
感染しないことが一番かもしれませんが、対策を施して感染してしまったとしても、落ち込まず、しっかりと対処すれば治ります。
決して自分を責めたり、落ち込んだりせず、前向きに考えて行動しましょう!
まだまだ夏は続きます!
楽しむときは、大いに楽しみましょう!!
私も水泳教室で笑顔を届けに、飛び込んできまーす(^^)