2021年2月の記事

森会長の辞任について

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長が先日辞任されました。

日本に限らず世界のニュースでも大きく取り上げられるということは、コロナ禍におけるオリンピック・パラリンピックの注目度が高いということを示していたのではないでしょうか。

さて、私も先日電話にてメディアの方から取材を受けました。(詳細は、発表されてから改めてご報告します。)

取材内容は、『①森会長の辞任について』、『②後任の方に期待すること』です。

まず、辞任についてですが、女性蔑視やその他コメントについては不適切であったと思います。
この点に関しては大変残念ではありました。
ただ、森会長が2014年に組織委員会の会長に就任されてから、東京2020大会を成功に導くために、政界との調整、IOCや各国との交流及び折衝、等々ご尽力されたことは紛れもない事実です。
森会長だからできたことも沢山ありました。従ってその部分は冷静に評価すべきことだと思います。

次に、後任の方についてですが、どなたがなろうとも、全てを払拭するのではなく、今まで森会長がされてきたことにプラス(積み上げて)して、大会を成功に導いて欲しいです。

ややもすると一定の方向に世論が傾き、それに違う意見を表明し辛い雰囲気も感じられます。でも、それぞれの立場の人たちが自身の意見や考えをしっかりと伝え、皆が理解し、解釈して、よりよい解決を導き出して物事を成し遂げていくべきだと私は感じます。

今後の動向が気になるところではありますが、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるという気持ちを皆さまに今一度持っていただきますことを祈ります。



Smile
Sho Uchida

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