2022年3月の記事

「春ですね」

暖かくなりました!と思ったら、おとといからまたみぞれ混じりの雨が降ったり、北風が強くなったりと寒暖差が激しくなってきました。

しかしこの現象も、春を迎えるためには必要な陽気だそうです。

春は「出会いと別れの季節」なんてよく耳にしますが、先日長女がこども園を卒園し、4月には小学校へ入学、二女がこども園に入園します!

子供たちには色々なことに挑戦し、経験を積んで、豊かな感覚や感情を培って欲しいです!

さて、その他には...「花粉症」の季節でもあります。私は小学生の頃から3月中旬になると憂鬱になります。

目のかゆさ、倦怠感といった症状はないのですが、3月中旬から4月に入るまでの約2週間は鼻づまりに悩まされています。

特に辛いのは就寝してから...。

口呼吸となるため、喉の痛みで睡眠を妨げられ、良好な睡眠をとることが難しいです。

現役の時は、この辛い時期を逃れるために花粉がない海外(アメリカもしくはシンガポール)へ遠征に行っていたことが今では懐かしい思い出です。

現役を退いたので、薬による治療や鼻の粘膜除去(粘膜が肥大している箇所をレーザーで処置をすると効果を得られると聞きました!)などをして、最善の効果を得られるよう、花粉症改善を試してみようと思います!(^^)

最後に、珍しい梅の花をご紹介します!

「さかさ梅」(写真)

根回りは2メートルを超え、紅を含んだ八重咲きの花は下を向いて咲きます。

箕輪城落城後、城主長野業盛の一子亀寿丸が極楽院にかくまわれているとの噂を聞いた武田信玄は、馬で院を訪れ、鞭(むち)で使っていた梅枝を地面に逆に刺しました。この梅が芽を出し、「さかさ梅」になったと伝えられています。

(高崎市ホームページより抜粋)

私も今朝見てきました!

見事でした。心が洗われる感じでしょうか。見惚れてしまいました。(最近?昔から?涙もろい。笑)

コロナ禍ではありますが、皆様もおでかけしてみてはいかがでしょうか。

P.S

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Smile

Sho Uchida

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「国際大会日本代表選考会②」

前回に引き続き、標記大会のことについて書いていきます!

今回は、若手選手の活躍です!

特に注目をした選手は、以下の3名です。

・難波実夢選手

・本多灯選手

・成田実生選手

まず、難波選手です。

東京オリンピックに出場し、思うような結果が出ずにとても悔しい思いをしたということを昨年の夏に聞きました。難波選手を指導する茅原コーチも、「オリンピックで悔しい思いをしたので、本人と話して何かを変えていきます!必ず活躍します!」と心強い言葉を述べていました。

今年1月に所属を変え、心機一転で挑んだ今大会で200m400m800m1500m自由型で優勝!

4冠達成です!

短距離種目から長距離までこなせるオールラウンダーとして今後も注目です!!昨年度は長距離のみの出場でしたが、今年は短距離種目と個人メドレーにも挑戦しているので、速筋と自由型以外で使う筋肉が強化されたことで実ったものと思います。

難波選手、茅原コーチが言っていた、必ず活躍する!この言葉通り、まずは6月に夢が実るよう努めていただきたいです!

続いて、本多灯選手です。

この方、東京オリンピック200mバタフライで銀メダルを獲得した選手です!

本多選手は、大きな大会になっても全く緊張しないそうです。強いハートの持ち主です。普段の練習からレース本番を見越して、高強度の練習を耐え抜いた精神的充実感がそうしたメンタルの強さの支えとなっていると言えますね。

また、東京オリンピックでの銀メダル獲得もその強さに磨きをかけることになったようです。

実際、今大会、200mバタフライ、400m個人メドレーで優勝!(400m個人メドレーでは瀬戸大也選手を抑えての優勝)

200mバタフライでは、自国開催(ハンガリー)のエースであり、世界新記録保持者、東京オリンピック金メダルのミラーク選手と一騎打ちが予想されます。

6月の世界水泳では、複数種目でのメダル獲得を期待します!

次に、成田実生選手です。

今大会では400m個人メドレーで2位(世界ジュニア新記録)となりましたが、東京オリンピック金メダリストの大橋悠依選手が既に一枠決定しているため、残念ながら世界水泳の代表権を獲得できませんでした。しかし、9月(9/11-16)に中国・杭州で行われるアジア大会に選出されました。現在中学3年生(現時点)であり、この4月で高校生になります。

体の線はまだ細いですが、泳ぎはダイナミックです!高校生になることで、学ぶべきことがたくさんあります。まずは、自己管理を学ぶことが大切です。栄養学(食事、捕食に関すること)を学ぶことで、自身の体調を管理することができ、練習前、練習中、練習後に素早い栄養補給をすることで、疲労回復を促すことができます。

次に、水中での推進力を増すために、体幹トレーニングと筋力トレーニングを追加して、ワンストローク(ひとかきごと)の最大発揮量を増すことを期待します。ワンストロークでの発揮量が増すことができれば、ストローク数(腕をかく回数)が減らすことができる他、無駄なく前進でき、効率が良い泳ぎとなるためです。

今後に期待します!

新型コロナウイルスの情勢が今後どうなるかわかりませんが、この夏の大会でよい結果を期待します!

そして笑顔の輪が広がることを祈っています!

最後に、東日本大震災発生から11年の311日、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

内田翔

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「国際大会日本代表選考会①」

本来であれば、今年の5月に福岡県で世界水泳が開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響により、来年7月へと順延されました。ところが、国際水泳連盟は今年6月(6/18~7/3)にハンガリーのブダペストで世界水泳を急遽開催することを決定したのです。

この決定を受けて、3/2〜5の4日間で表記大会が開催されました。

世界水泳出場の内定を得るには、日本水泳連盟が独自に定める派遣標準記録を決勝で突破して、2位以内に入ることが条件となっています。
※東京オリンピックのメダリストは、獲得種目に出場をすれば世界水泳が内定。

結果として、ベテラン勢にはもう少し良い結果を望んでおりましたが、逆に若手の活躍が目立ったのは印象的でした。

まず、素晴らしいと思ったベテラン勢の中で、私が目をつけた選手は男子エースの入江陵介選手です。

彼とは2008年北京オリンピックからの付き合いです。入江選手のどこに着眼したかというと、『体のデカさ』です。ウエイトトレーニングを取り入れていると言っていたため、効果が徐々に現れているのではないでしょうか。今年すぐに結果が出なかったとしても、確実に来年以降は鍛え上げた筋肉と、鮮やかに水を切り裂いていくかの如く泳ぐスタイルで世界の舞台でのメダル獲得を期待します!

続いては、青木玲緒樹(れおな)選手です。
50m、100mで日本新記録を樹立!
※100mでは東京オリンピック銀メダルに相当するタイム
東京オリンピックで予選落ち。その後は競技に対して前向きになれない日もあったと言っていましたが、北島康介さんを指導した平井伯昌コーチからの励ましを受けて再スタートを切ったそうです。

絶好調の青木選手が、6月に向けてスタートです!是非、平井コーチの首にメダルをかけてあげてほしいです!

最後に、バタフライの水沼尚輝選手です。
最終日の100mバタフライにて、2009年の日本新記録を更新しました。
(51秒00→50秒86)
この記録をコンスタントに出すことができれば、世界大会での決勝進出、更にはメダル獲得に絡んでくることは間違いありません。私は彼の人となりも含めて、今後を見守っていきたいと思います。言い過ぎかもしれませんが、日本で留まらずマイケル・フェルプス選手のような選手になってほしいです!

ところで私の専門種目であった200m自由型では、松元克央選手が優勝しましたが、自身の日本新記録から2秒弱遅れるタイム。とはいえ、200mの前半のタイムを見れば悪くはありません。100m自由型も制しているのでスプリント(短距離系の筋肉)は強化できているかと思われます。6月や来年に向けて、更なる持久力の向上に期待します。

このような背景には、コロナ禍で十分な練習環境を確保できないということや、満足する生活を送れずストレス障害となったことなどがあったことも理解をすべきと思います。

次回は若い選手の活躍について!
乞うご期待!

Smile
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