2022年12月の記事

「2022年を振り返ってみよう」

年の瀬ですね。
年末になると何かやり残してはいないか、本当にこのまま新年を迎えて良いのだろうかと不思議な衝動に駆られてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人的には選手(現役)の時に「ルーティン制を廃止した」ため、特別な行動をしないよう心がけております。
自分の作ったルーティンというルールに捉われ、一つも達成できなかった時の絶望感により自分の力を最大限発揮できなかったことがその理由です。それ以来、体が自然に動いた直感を信じ行動していこうと決めました。
もちろん、私のルールはあくまで参考にどうぞ。

さて、今年の振り返りですが、相変わらずコロナウイルスに翻弄された一年でしたね。
その中でも昨年と異なった点は、外出や行動の制限が緩和され、行動の幅が広がった点でしょうか。
昨年度に実施できなかった水泳教室や講演会を全国で開催することができました。
そして参加してくれた皆様の笑顔に出会えたことが何よりも幸せな時間でした!

新型コロナウイルス感染対策として様々な場面において自粛や制限がされているご時世ですが、テレワークの普及などで世の中は大きく変動したかと思います。
良い点としては、どこにいてもインターネット環境があればパソコンやスマホ・タブレット等で仕事ができ、会議もオンラインを利用して行う形式が標準となりつつあります。

しかし、人と関わる機会が減り、運動量の低下により、心身に悪影響をきたす「健康二次被害」の懸念もされています。さらに、認知症の発症リスクが高まると言われています。
そこで、スポーツ庁は、「withコロナ時代に高齢者の健康二次(害をスポーツや社会参加で予防するために〜スポーツを通じた高齢者向け健康二次被害予防ガイドライン〜」を作成しました。
このガイドラインによると、健康二次被害を予防するためには、感染症予防に努めながら、ウォーキング等の運動を行うことや、地域のコミュニティに参加して、人と関わる機会を持つことが重要とされています。
健康な高齢者が、少ない活動量の生活を二週間送ると、足の筋肉量が約3.7%減少したという報告があります。加齢による筋肉量の減少量は通常一年で約1%といわれていて、この数字は3.7年分の老化に値します。
また、適度に体を動かすことは免疫力を高めることにつながるため、しっかりと体を動かす習慣をつけることで、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の予防にもつながります。

IoTやインフラ等の革新的な成長も素晴らしい産業の革命かと思いますが、やはり会う時には会い、互いに顔を見て触れ合う機会も大切なのかと感じます。

さぁ、来年はどんな年になるでしょうか。
皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、祈念しております!

笑顔多き一年になりますように(^^)

Smile
Sho Uchida

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