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草野仁の日々是精仁

「『おもいッきり』な水曜日」

6月10日、日本テレビ「おもいッきりDON!」に出演しました。番組のMCを担当している中山秀征さんとは昔から親しくさせて頂いていて、彼の結婚式に出席したことを今でも懐かしく思い出します。奥様は元宝塚のトップスター白城あやかさんで、披露宴の席で初めてお会いしたときに「こんなにも清楚で美しく輝いている花嫁さんが本当に存在するものなんだな」とびっくりしたほどそれはそれは素敵な女性でした。その奥様との間に4人のお子様を儲けて少子化問題にも身を持って貢献し、勿論その家族をとても大切にする良き家庭人としても広く知られていますが、仕事の面ではみのもんたさんの後を受けて日本テレビのお昼の顔として大活躍と、今最も輝いている人の一人でもあります。

年下の人からも「秀ちゃん」と呼ばれるほど親しみやすくフランクな人柄で、出演者への細かい気配りも決して忘れないその場を温かくしてくれる達人だと私は思います。この日もとても気を遣って頂き楽しく良い気分で出演時間を過ごさせてもらいました。この番組の出演は昨日で3回目になりますが、回を重ねる毎に出演者のチームワークが出来上がっていくのが感じられ、それだけ「秀ちゃん」の努力が偲ばれます。

この日はゲストとして田原俊彦さんがスタジオ生出演で歌い、語ってくれました。私自身、24年前NHKから民放に転じた年にTBSの人気番組「ザ・ベストテン」で黒柳徹子さんのお手伝いで出演したとき以来の対面でしたが、「トシちゃん」は基本的には昔と変わらずいつまでもお若く、歌いながら右脚を高々と軽快に蹴り上げるその姿に感嘆致しました。体の手入れやトレ―二ングをしっかり続けていらっしゃるんですね。

番組終了後はオフィスで取材を受け、終わるや否や急いで、高田文夫さんが主宰しわが盟友浅草キッドのお二人が中心になって続けている「高田"笑"学校 しょの33」を観覧しに新宿紀伊國屋サザンシアターに向かいました。今回はタイムマシーン3号、松村邦洋、昭和のいる・こいる、マキタスポーツ、浅草キッドの皆さんが出演し今回も大変な盛り上がりとなりました。若いタイムマシーン3号も将来の可能性を感じさせるものをも持っていますし、心停止状態から生還した松村邦洋さんは世襲問題について元首相、前首相、現首相が語り合うというタイムリーなネタが大成功。超ベテランのいる・こいるのお二人はこれが見納めと銘打って持ちネタを披露し、何となく高田"笑"学校とは違和感を覚えるところがまた楽しいものでした。そして我が盟友浅草キッドは時事問題や社会問題にかこつけてシャープな切れ味の風刺で本音トークが聞きたいファンの皆さんに大受けで大爆笑を呼び起こしました。

そんな中初登場のマキタスポーツさんがどんな芸を見せてくれるか注目していましたが、先ずは得意ネタである矢沢永吉さんにまつわる面白トークでお客さんの心を掴み、続いて奥田民生さん、B'z、佐野元春さん、が「風呂」をテーマに作詞作曲したらこうなるというギター演奏を交えての「作詞作曲パロディー」を披露し、最後にはミスターチルドレンまでが出てしまう、秀逸で涙が出るほどの笑いを誘いました。

マキタスポーツさんの卓越な矢沢ネタは「草野☆キッド」を通じて以前から知っていましたが、そこから離れてこれほど幅の広いネタや素晴らしいギターの演奏技術を持っているとは不覚にも知らなかったものですから、彼のパフォーマンスに驚きひどく感動しました。この日のMVPはマキタスポーツさんだと心の中で叫んで会場を後にしました。

「ブログを始めて一年」

ブログを開設して丁度一年になりました。基本的にはその時その時の自分の思いを記録しておこうとして始めたものですが、直接メールで、もしくは出会った方々から口々に「ブログを読んでいますよ」と言われたりするようになり、意外に多くの方々がご覧になっていることに気がつき驚いております。またブログが直接仕事の依頼に繋がっていくこともあり、インターネットの便宜性を改めて感じる昨今です。一年前に始めた当初タイピングの速度は遅かったのですが、ブログの回数を重ねるにつれてスピードが以前より早くなってきました。

元々、原稿というものは原稿用紙を使って自筆で書く方が本当の意味で推敲ができて良い文章になるものと信じ込んでいたのですが、それは単なる慣れの問題であってパソコンに向かってタイピングを始めると、パソコンの字は綺麗で簡単に修正できますし、とりあえず一通り書き上げたものでも一瞥するだけでとても良いものに仕上がったような錯覚にもとらわれます。勿論、錯覚ではなくて本当に良く出来上がっていることもあるんですよ。

ブログを始めて意識していることは、多くの方々が読んで下さっていることを勘案すると、自分の考え方の押し売りにならないように努めて冷静な表現を心掛けています。もっとも「THEワイド」を担当していたときも基本的なスタンスはほぼ同じでしたから、極端に姿勢や意識が変わったわけではありません。読み返してみるともう少し直截な表現が増えても良いのかなと感じることもありますが一凡人の考えですからこんなものなのでしょうね。

年齢を重ねてきてさまざまな世界の一流の人たちと接していると、その人たちがプロフェッショナルとして培ってきた技術の素晴らしさや奥深さに驚き、流石大したものだなと感服することが多くなりました。自分自身の年相応の人生経験によってプロの技術に対する鑑識眼や理解力が育てられてきたということなのでしょうね。色々な世界で活躍する人の中にプロフェッショナルの凄さを感じさせる人が多いのに何故か政界にはなかなかそのようなプロが見当たらないと感じるのは私だけでしょうか。

「田舎に泊まろう!」

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このところテレビ番組への出演ではロケのお仕事が増えています。「世界ふしぎ発見!」や「草野☆キッド」などの番組は基本的に放送局内で収録を行うので、自分自身が外に出てロケに参加するということは殆どありません。ところが最近お声をかけて頂く番組の中には是非ロケに参加して欲しいという要望が増えてきました。そして実際私自身も外に出る方も好きなので、ならばお願いしますと話が纏まることも多くなってきました。

先日は、テレビ東京の「田舎に泊まろう!」という番組からお誘いを受けました。

当初、私の頭の中には色々なことが巡りました。この番組の最大の見所は突然やってきた来訪者に一晩の宿を一般の方々が本当に提供してくれるのかどうかというところにあります。仮に自分がそのような依頼を受ける立場になったら、つまり来訪者を迎える立場になったらどうするだろうかということを考えました。泊めてあげても良いなと思ったとしても、自分の家の事情が許さないこともあるでしょうし、家の中を散らかしたままでこれから掃除して備えるのも大変ということもあるでしょう。またお料理を作って多少の持て成しもしなくてはならないし、それも今からでは困ってしまうなんてこともあるに違い、などという不安ばかりが先行してしまいます。確かに訪れる人はテレビで顔を知っている人だし、本人だけでなくカメラクルーその他スタッフの人たちもついて来るので間違ったことをすることはないだろうと安心できる部分はあるかもしれませんが、かといって「さあどうぞ」とは言い辛いのが一般的なのではないでしょうか。結局、難しいハードルではありますが、それを乗り越えて相手の方に泊めてあげようという気持ちを持ってもらえるかどうか挑戦するだけの価値があることだと思えてきたので、無謀ですがやりましょうと返事をしたのでした。

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さて、目的地も一切知らされず、スタッフに連れて行かれた場所は東京から車で移動できる場所ではありましたが、流石に楽をさせては貰えませんでした。歩きに歩いて最初の申し出はやはり受けては貰えず涙を呑むことになりました。それでも諦めずに宿探しに奔走します。果たして草野仁の運命は一体どうなるのでしょうか。

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6月14日(日)19時からのオンエアをどうぞお楽しみに。

「第76回日本ダービー」

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5月31日日曜日、「第76回日本ダービー」を観戦しに東京競馬場に行きました。元々NHKでアナウンサーをしていたときから競馬は放送の対象でもあり、「日本ダービー」のようなビッグレースは実際に生で何度も見ているのですが、今年は一口会員としての所有馬アプレザンレーヴ号(フランス語で夢を追い求めての意)が出走するということもあり応援に駆けつけることになりました。

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因みに自分が会員だった馬がダービーに出るのは1996年のダンスインザダーク号以来13年ぶりのことになります。それほどダービーに駒を進めることは難しいことでもあるのです。今年のサラブレッド3歳馬はおよそ7700頭が生産されたということですから、ダービー出走確率は7700分の18つまり、428頭の中から1頭が漸くダービーに出られるという狭き、狭き門なのです。しかも13年前はダンスインザダーク号が直線で先頭に立ち優勝かと思ったもののゴール前70メートルで追走してきたフサイチコンコルド号に交わされて2着で終わるという、何とも口惜しい負け方をしたので今年は悔いのないレースをして欲しいなというのが正直な気持ちでした。

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一つだけ気になっていたのは雨がどの程度降るのかということでした。天気予報では夕方から本格的に降り出すと言っていたのですが、午後になって降りだした雨は勢いを増して土砂降りとなりあっという間に芝コース、ダートコースともに水溜りができてしまいました。一時間位は雨が激しく降り続きレースの始まる前には小降りになったものの馬場状態は不良で出走馬にとっては何とも気の毒な状態でダービーが行われることになりました。

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3時40分過ぎいよいよダービーがスタートしました。NHKマイルカップの優勝馬ジョーカプチ-ノ号が勢いよく飛び出しました。元々前に前にと行きたがる馬なのですがスタンドのどよめきに刺激されたのか、一頭だけ早いペースで飛ばしていきます。そのあとをリーチザクラウン号がマイペースで進みます。そして実力ナンバーワンの評価を受けながら皐月賞で惨敗したロジユ二ヴァース号が続き、わがアプレザンレーヴ号は9番手を追走していきます。

正直これほど馬場が悪いと後方から一気に差を詰めるのは難しいので、もっと前にせめて4、5番手位に付けて欲しいと思うのですが、内田騎手はポジションを変えないまま直線に入りました。少し外目にコースを取って追い上げますが、道悪に脚を取られる感じで伸び切れず結局5着でゴールに入りました。優勝したのは、3番手の好位置をキープしてタイミング良くスパートをかけインコースぎりぎりを通って前にいたリーチザクラウン号を交してゴールに入ったロジユ二ヴァース号でした。馬場の状態が悪化したときはインコースより少し外目にコースを取るというのが常識なのですが、この日のように極端に馬場が悪くなったときは、ロジユ二ヴァース号のようにインコース埒沿いを通った方がロスも少なくて良い結果をもたらすことがあるということを示した典型的な例だったように思えます。その意味でベテラン横山典弘騎手はそのことを最も的確に実践してくれました。見事なファインプレーだったと言えます。

内田騎手も名手なのですが、競馬の常識に左右されてしまったのかなという感じが否めません。唯あくまで乗っているジョッキーが馬の状態を感じながら馬を動かして行くのですから外から見ている人間の見方と現実は食い違っていることもあるので、これは私の印象批評に過ぎません。

道悪馬場に苦労して一番人気のアンライバルド号は見せ場もないままに12着に惨敗。それに比べればアプレザンレーヴ号は良く健闘したと思います。まだまだ成長途上ということなので、秋の闘いで躍進してくれることを期待します。それにしても全競馬人が目標にしているレースであるダービーで勝つというのは至難の業なのですね。それを、所有馬を走らせてからまだ一年目の久米田正明さんが達成してしまったのですから驚異的です。優勝本当におめでとうございます。

「祝 オークス勝利」

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去る5月24日私は東京競馬場のスタンドにいました。勿論一口会員であるブエナビスタ号のオークス出走に応援の声を送るためです。この日は朝から小雨が降ったり止んだりの天気でした。雨がひどくなって余りに馬場状態が悪くなると後方から追い上げていくタイプのレースをするブエナビスタ号にはマイナス材料になりそうなので、どこまで雨が降り続くのか大変気になるところでした。ところが幸いに雨は強くなることもなく、レース時刻の1時間ぐらい前にはすっかり上がって素晴らしい天候に変わり、応援団としては心配材料が一つ減ってほっとしたというのが実感でした。

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各出走馬の馬体重が場内に発表されたとき、ブエナビスタ号は前走より8kg減って446kgということでした。これまでに5回のレースに臨んだ時は450kgを超えていたので、「やはり関西から東京までの初めての輸送で気を遣って体重が減ったのだろうか。だとするとレースに影響がなければ良いのだが」などと応援する側にいると心配しても仕様がないことまで考えてしまったものです。

ところが実際にパドックに出てきたブエナビスタ号を見るとそうした心配は全くの杞憂であることがすぐ分かりました。彼女はいつもと少しも変わらず落ち着き払っていて、悠々とマイペースを保ったままパドックを周回していました。まだまだレース経験の少ない3歳馬の場合は気合いが入りすぎて、所謂入れ込んでしまう状態になったり、早く走りたいと焦りを表面に見せてしまったりして走る前に余分なエネルギーを消費して実力を発揮できないで終わるケースが多いものなのですが、このブエナビスタ号だけはデビューした時から全く変わらず堂々としていて他の馬たちより精神的に大人なのだと思います。

レースは定刻15時40分スタートのはずでしたがワイドサファイア号が岩田騎手を振り落として場内を一周して消耗が酷く発走除外になるアクシデントがありスタートが遅れました。そして場内にファンファーレが鳴り響きいよいよゲートが開いて17頭がスタートしました。

ブエナビスタ号はいつも通りゆっくり走り始め、スタンド前から第1コーナー、第2コーナーにかかる頃は後ろから2、3頭目バックストレートに架かってもその位置は変わりません。応援する側はもう少し前に上がって欲しいと思うのですが第3コーナーそして第4コーナーになっても後ろから三頭目のポジションをキープしています。最後の直線コースはゴールまで500m以上の長さがあるとは言え先頭の馬から10馬身以上の差があり、これではとても届かないのではないかと感じました。半分諦めの気持ちで双眼鏡を置いて肉眼でブエナビスタ号の動きを追い続けているとブエナビスタ号のスピードがぐんぐん上がり直線早めに先頭に立っていたレッドディザイア号に迫り始めました。それでもやはり勝てないのではと思いかけた最後の瞬間にブエナビスタ号がさらにスピードを上げ並びかけて僅かにレッドディザイア号を交わしたところがゴールだったのです。見ていた多くの人たちが「もう駄目だ。とても届かない」と思ったのにブエナビスタ号だけは自分を信じ、御してくれている安藤勝己騎手を信じ走り続けて先頭でゴールインしたのでした。

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レース後安藤騎手が自ら告白していましたが、直線に入ったとき内側のコースを走らせようか、安全な外側を走らせるか一瞬迷ったそうです。何故ならこの日の芝歩の状態が外より内の方が走り易くスピードに乗り易かったからでした。瞬間的な迷いのあと、内を突くと前方に馬の壁ができてスムーズに走れなくなる可能性が高いと判断して外側を走らせることに決めたのだそうです。従って自分がきっぱりと決断していれば、もう少し差をつけられたのではないかと思いますと反省の気持ちを込めてインタビューに答えていました。

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それにしてもブエナビスタ号は凄い精神力の持ち主だと思えます。これだけの脚力、心肺機能、精神力があれば日本の牝馬の歴史を創る競走馬になるかもしれないという思いが私の心中にも芽生えてきました。10月の凱旋門賞挑戦もひょっとしたら意義あるものになるのではと思えるようになってきました。勿論それは夢として、ブエナビスタ号には取り敢えずゆっくり休養して力を貯えて今後に備えて欲しいと思います。素晴らしい走りを見せてくれて、会員たちやファンの皆さんも心からの拍手を送っていることでしょう。

「人格者 有田芳生さん」

かつて、「THEワイド」で苦楽を共にしたジャーナリストの有田芳生さんが、今年の9月までには必ず行われる衆議院選挙を目指して東京11区で地道な選挙活動をこなしています。その有田さんが先日、偶々時間が取れて私の事務所を訪ねてくれました。

ご存知の方も多いと思いますが、有田さんは2年前の参議院選挙に田中康夫氏の新党日本から比例区で出馬したものの残念ながら当選を果たせませんでしたが、世直しへの気持ちは強く抱き続け今度は衆議院選挙に立ち向かおうと日々活動を続けているのです。

有田さんといつも一緒に仕事をしていて印象に残ることが沢山ありました。放送で取り上げられそうな話題については、それが芸能の話題であっても時間をかけて下調べを行い、関係者への取材も綿密に行った上で毎日の生放送に臨んでいました。従って、彼がコメントする内容には全幅の信頼を置くことができて、司会者の立場からすると本当に頼りになるコメンテーターでした。また、仮に他人を批判するときであっても前向きの愛情のある批判であるべきだという考えを心の底に置いてコメントをしてくれるので、本当に好感の持てる方でした。

2年前のある日、有田さんから政治の場に出て世の中を変えたいと思うという相談を受けたとき、私としてはこれだけ誠実な人が政治の世界で力をぶつけてみたいという意気込みを燃やしているのだから是非議員になって欲しいと思い即座に賛成したものです。最初の挑戦となった参議院選挙では所属政党の規模が余りにも小さかったため、地方に行っても世話役もほとんどおらず苦戦の連続だったようです。その時の色々な体験をもとにして今度は東京11区で出馬を予定しており、同じ野党の民主党も同区には候補者を立てないため現職の自民党の候補者との事実上の一騎打ちになりそうだと見られています。

今の日本の政治状況では自民党か民主党かという問題よりも、その候補者が人間として誠実であり本当の意味で見識を持ち、公僕として国民のために尽くせるのかどうかということがよほど大事な要素だと思います。その点からも有田さんのような方が政治の世界で活躍できるようになることはとても意義深いと云えます。

現在、8月解散説が囁かれていますが有田さんには獅子奮迅の活躍を期待します。

「桜花賞優勝を祝う会」

5月17日の夜、東京銀座で「ブエナビスタ号」の桜花賞優勝を祝う会が開かれました。一口出資会員にとって出資馬がGIレースに勝つというのは極めて珍しいことなので、その分会員にとっては喜びも大きいものです。出資会員40人のうち27人が集まり「ブエナビスタ」号を管理する松田博資調教師、名人芸の手綱捌きで「ブエナビスタ」号を早くもGI2勝馬に導いた安藤勝己騎手、ノーザンファーム吉田勝己社長らと共に楽しい語らいの時を過ごしました。

出資会員になったばかりでこのような強い馬に巡り合った強運の人もいれば、長い苦労の日々を送った末漸くこの馬に辿り着いた人もあり、そこがまたそれぞれの方々の人生とオーバーラップしてとても興味深いものでした。私の場合は初めて会員になった時に持った馬「カッティングエッジ」号がデビューから3連勝して桜花賞候補と言われた強い馬だったのでレースに出場して勝つということはそんなに難しいことでは無いと思っていた時期もあったような気がします。ところが経験を積み重ねるにつれて、生き物である馬を管理調整することが如何に難しいかが分かるようになってからは、そんな不遜な気持ちは雲散霧消しむしろ所有馬がレースに元気な状態で出られるようになってほしい、故障や事故無く順調に調整が進んで欲しいという思いで愛馬たちを見られるようになりました。

それ故、「ブエナビスタ」号がこんなに素晴らしい活躍をしてくれればもう言うことはありません。次の目標は今月24日のオークスで、勝てる確率はかなり高いのではないかとみられているので、会員たちの思いは皆で表彰式に参加したいというところに行っているようです。皆さんのスピーチを聞いていて感じたのは、愛馬の活躍に刺激されてそれぞれの仕事や人生で更に頑張ろうという思いを強く抱いているのだなということです。私自身もこれを契機にもっともっと力強く前進しなければと気持ちを固めたことでした。勝負事は終わってみなければ結果は分かりませんが、興味のある方は「ブエナビスタ」号のオークスでの走りに注目してみてください。

「民主党新代表選出に思う」

小沢一郎代表の辞任に伴い急遽行われることになった民主党の代表選挙、本来なら次の政権を担うかもしれない政党の代表選挙なのですから国民の耳目を集めるものになるはずなのに、盛り上がりも無いまま国会議員だけの投票で次の代表を決めることに成ってしまいました。

小沢氏の後任の代表選に立候補したのが鳩山由紀夫氏と岡田克也氏の二人でいずれも一度は民主党代表を務めた経験があるのですが、民主党の党勢拡大を果たすことができなかった挫折経験の持ち主であるということも国民の期待感が高まってこない原因の一つだと思います。麻生政権が人気を落とし、一時は不支持率が70%を大きく超えるところまで行っていたのですから、民主党がてきぱきとやるべきことをやって、特にお金をめぐる問題などでは自民党よりもはるかに清潔で国民と同じ視点でものを考えている政党だということを示すことができていれば、民主党の人気はさらに上がり何時選挙をやっても政権交代が実現できただろうに、そうならなかったのは民主党自体に問題が噴出したからだと言えるでしょう。

現在の政治について大方の国民が感じているのは、自公連立政権の運営に満足しているのではない、そうかと言って民主党の主張にも十分説得力があるわけでもない、といったところでしょうか。特に野党の民主党は、反自民を唱えるのであればその方法論や道筋が野党の支持者だけでなくより多くの人々に共感されなければなりません。野党にはそれだけの重荷が背負わされているのだということを忘れてはならないと思うのです。与党とほぼ同じようなことをやっていても国民は目を留めてはくれません。一つ一つの言動が自民党より説得力が有る、やること為すことに自民党より遥かに清潔感や誠実さを感じるというものでないと、安心して民主党に政権を担当させようという気分にはならないでしょう。

代表選挙の結果、鳩山由紀夫氏が新しい代表に選ばれましたが民主党を劇的に変化させない限りは政権交代になるか否かは微妙な感じがしてなりません。民主党自体の成り立ちが思想的な面で余りにも幅広く無理やり詰め込んで創ったという側面があるのでなかなか一つにまとまり切れませんし、政策としても柔軟性に欠けがちです。それでも今日発表されたマスコミの世論調査では、麻生太郎氏と鳩山由紀夫氏のどちらが首相にふさわしいと思うかという質問に対して鳩山氏と答えた人の方が多かったというのですから、今の政治に国民が如何に飽き飽きしているかが分かります。

こうした国民の声に応えられるかどうか鳩山由紀夫新代表の一挙手一投足に注目が集まります。

「ナンボDEなんぼ」

GW中、関西テレビで土曜13時から放送されている人気番組「ナンボDEなんぼ」にゲストとして出演し、収録を済ませてきました。

東京ではオンエアされていませんので私も存じ上げなかったのですが、メッセンジャーの黒田有さんが司会を担当し、「ヒト」や「モノ」にスポットを当ててそれを面白おかしく自由自在に斬りまくるという番組なのです。過去には津川雅彦さんが同じくゲストとして出演し、津川さんの大胆かつユーモアあふれる発言にスタジオは一同大爆笑。そのオンエアを見た私も近来これほど面白かった番組は無かったと感じたものです。その番組から今度は私をゲストとしてお呼びしたいというお申し出を最初に受けたとき、「否、どう考えても津川さんほど面白いお話はできませんよ」という理由で一度お断りをさせて頂きました。ところが、制作の方々とお話を重ねていくうちに「自分なりに背伸びをせずお話をすればどうにかいいものになるのかな」との考えも芽生え、出演を決意しました。

収録が始まると、黒田さんそして関西テレビ山本浩之アナウンサーの掛け合い漫才のような楽しいトークからスタートが切られ、そこにレギュラー出演者の円広志さんやシャンプーハットの二人も絡み、本当に緊張がほぐれたところで私が呼び込まれるという展開でした。お蔭様で凄くリラックスして黒田さん主導の輪の中にすんなりと溶け込むことができました。黒田さんの卓越したリードに引き込まれついついセーブしようと思っていたことまで語ってしまい、時間の経過を忘れてしまったほどです。後になってみると、予定していた以上に自分を曝け出してしまったことに気がつきました。関西の人たちのざっくばらんなところにとても気持ち良く乗せられたという感じですね。

最近は関西の芸人の方々と一緒に仕事をする機会が増えましたが、そのたびに彼らが培ってきた話術や個性的な持ち味に惹き付けられて、こちらもまた自分で思っていた以上のものを引き出して貰うようなってきました。何か相性が良いのだなとしみじみ感じる昨今です。

「ナンボDEなんぼ」は5月30日の放送です。関西地区の方々しか見られませんが意外性があって面白いものになっているものと期待しております。是非ご期待を。

「バビロンA.D.公開記念イベント」

先週末、ハリウッド大作の「バビロンA.D.」(20世紀フォックス配給)が公開されました。

「バビロンA.D.」は舞台が近未来で、戦争やテロによって秩序が崩壊した時代にヴィン・ディ―ゼル扮する傭兵トゥーロップが依頼を受け、謎めいた不思議な能力を持つ女性オーロラをカザフスタン、モンゴル、シベリア、ベーリング海峡を経てカナダ、そしてアメリカの二ューヨ-クまで1万キロを旅して送り届けるという物語です。アクション映画ですので何度も命の危険と戦いながらそれをクリアしていくというストーリーの映画です。ヴィン・ディーゼルが強い男であるのは容易に想像できますが彼はタフガイであるだけではなく、判断力や分析力にも優れ困難なミッションを遂行できる際立った能力を有しているのです。ところがそのような彼でさえも死と直面せざるを得なくなります。果たしてどのようにして彼はそこから脱却できるのでしょうか。その部分は是非劇場で楽しんで頂きたいと思います。

さて、去る5月6日に私は秋葉原UDXビルで行われたその「バビロンA.D.」の公開記念イベントに参加しました。外国映画が公開されるときにはなるべく多くの日本人に見て貰うために色々な工夫を凝らした催しが行われるのが一般的になっています。この映画も同様にイベントが企画されましたが、このたびお声を掛けて頂いたので私にできる範囲のことなら何でも頑張ってみましょうということになって話が進んで行きました。そしてAKB48を卒業したばかりの大島麻衣さんと二人で公開記念イベントに出演することになったのです。

秋葉原UDXビルに設けられたイベントステージは屋根のない特設ステージで当日は生憎前日からの雨が降り続くという残念な状況でした。特にイベントの始まる午後3時半頃は雨脚が少し強まるなど条件は極めて悪かったのです。ところがかなり早くから若い男子を中心に100人を超える人たちが傘をさしたまま待ち続けていてくれたのには驚くと共に感激しました。勿論その大多数は大島麻衣さんをお目当てに待ち続けていたのだと思いますが出演者側からすれば嬉しい限りです。

ヴィン・ディ―ゼルには及びませんが、65歳の男でも頑張れるということを示して欲しいとのことで企画された握力測定では懸命に力を振り絞って出た数値に我ながらよくやったという思いです。続いては厚い古本を引きちぎるミッションで、一寸苦労しましたが何とかクリアできました。最後は強い男をアピールするために、大島麻衣さんをお姫様だっこしてのフォトセッションでしたが、何とかやり通すことができたので最低限の役割は果たすことができたのかもしれません。

が、ふとこの年になって自分は何をやっているのだろうかとの思いが巡ったのも事実です。とはいえ、人間は高齢になってもそれぞれの体力に応じて元気に頑張っていくことができるということがアピールできたと思えば、それはそれで良いことなのだと自分でも納得しました。

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