Home > エントリー一覧 > 2012年9月 Archive

2012年9月 Archive

「久々にクラシック音楽」

先週の木曜日久々にクラシック音楽を楽しむ機会を得ました。

いつも親しくさせて頂いているAOKIホールディングスの青木副会長から「草野さんも毎日忙しくしているようですが、たまにはリラックスしないといけませんよ。でないと身体が持ちませんよ。今度我が社で(AOKIではAOKIグル―プハーモ二―コンサートをずっと続けていて今回が15回目)クラシックコンサートをやりますので良かったら聴きに来てください」とお誘いをうけていたので、わくわく気分で渋谷オーチャードホールに向かいました。

開演の30分以上前の時点でもう満員。人気の高さが伺える出足の早さです。それもその筈ですね。大友直人さん率いる新日本フィルの演奏、そしてゲストとして国際的チェリストとして大活躍している宮田大さんを迎え、ドヴォルザークの作品を演奏するということですから聴衆の期待の大きさが分かります。

先ず新日本フィルに宮田さんが加わってドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調op104の演奏が始まりました。宮田さんのチェロは音がピュアで澄み切っていて、それでいて極めて力強さに満ち満ちています。「チェロというのはこんなにも良い音の出る楽器だったのだ」と再認識させられるものでした。演奏の間中私はずっとその音色に酔いしれていました。

26歳という伸び盛りの年齢見た目にもきりっとして格好良い宮田さん。演奏が終わって拍手はなりやまず、アンコールに応えて宮田さんが選んだのは「荒城の月」。滝廉太郎が作曲した時はメロディーだけ伴奏部分は無かったということですが、原点に戻った骨太の「荒城の月」でした。

続いて大友直人さん指揮の新日本フィルの演奏でドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調「新世界より」op95に変わりました。ドヴォルザークがアメリカに招かれ音楽を指導したときに作曲したものなのでしょうが、曲の流れの中でドヴォルザーク自身アメリカの可能性、潜在的な力の凄さを感じ取っていたのだろうなどと連想しながら目いっぱい演奏を楽しむことができました。

クラシックは子供のころから沢山聴いて育ってきたのですが最近は少し遠ざかってしまっていました。久々に聴いてやはりクラシックの持つ力は大きいなと感じつつ家路へと付きました。良い機会を与えてくださった青木副会長に感謝です。

「石川県へ・・・」

今週初めテレビ番組のロケで石川県に行きました。普段から親しくしている松井秀喜選手のべースボールミュージアムを初めて訪れてみました。

09131201.jpg
小松空港に程近い能美市にその立派な建物はあります。広い駐車場がありバスで観光客も多く来ていました。今シーズンは途中でレイズとの契約を打ち切られ、アメリカで来季に備え練習とトレー二ングに明け暮れる毎日を送っている松井選手なので、ひょっとしてお客さんも少ないのかなと想像していたのですがそんなことは全くなく、多くの来場者がいてファンの皆さんの温かさを強く感じました。

館内に入ると松井選手のお父様昌雄さんにお出迎え頂きました。昌雄さんとはニューヨークでお会いして以来6年ぶりのことですが、昔からとても親しくしていたかのように打ち解けあってお話しができました。心優しい方であることは存じ上げておりましたが、物腰柔らかでとても丁寧に対応してくださってとても感激しました。また、展示物の量も質も大変豊かでここまでの松井秀喜選手の歩みをじっくり楽しむことができます。

翌日は昔から親しくさせて頂いている今九谷焼の陶芸家中村元風さんのお宅に伺いました。このところ中国で大変高い評価を受けている中村さんのアトリエに入らせて頂き、製作中のとても変わった作品を見せて頂きました。また絵付けの手ほどきを受けトライしてみるなどといった一幕もあります。詳しくは22日オンエアの朝日放送「朝だ!生です旅サラダ」で明らかになります。

「混迷する政界」

民主党代表選挙も自民党の総裁選挙も顔触れが出そろいましたが、「この人なら」という人が見当たりません。こうなるとやはり橋下徹氏が率いる「日本維新の会」がどこまで支持を広げ、どれくらいの議席数を獲得できるのかが次の総選挙の最大の注目点になります。

もうどうにもならなくなっている民主党や自民党よりも、大局的な目で見た方向性や目指そうとする国の在り方については維新の会の考え方が一般的にも受け入れられやすいところが多いのではないでしょうか。勿論、「にわか仕立ての集団」と見る向きもあるので、こちらに付いた方が有利と見てすり寄って来ている人たちも多く、即有効に機能するかどうかははっきりしませんが、恐らく相当な支持を集めることが予想されます。場合によっては維新の会が中心になった政権ができ上がるかもしれません。

まあ一気に理想的に動ける筈はないので、徐々に軌道修正をしたり、本当の味方ではない人たちを峻別したりしながら前に進んでいく政権ができることが期待されますね。今は全てが機能不全に陥っている状況なので、一刻も早く希望の持てる新しい政権が誕生することを多くの国民は望んでいるのではないでしょうか。

エントリー一覧

Home > エントリー一覧 > 2012年9月 Archive

フィード
タグ
写真
  • 09131201.jpg

このページの上へ