- 2015年7月21日 17:36
先週から連休にかけて、雨の中でも猛暑の中でも、安保法案反対のデモが全国各地で行われていましたね。日本の国民が、特に学生などの若者が、こんなに行動をして意思表示していることを、自分が生まれてからも見たことがないと思うので、とても新鮮で、素晴らしいことだなと思いました。
とはいえ、これが選挙の結果なのですよね。だからこそ、皆さん、特に若い方には選挙に行ってほしいと思います。誰がリーダーになるかで、日本という国の方向性が問われるような大きな転換点で、どちらに舵を切るかが決まるので、ぜひ選挙関係者や政治家から恩恵を得ている人以外にも、たくさんの方に選挙に行ってほしいのです。
集団的自衛権については長く議論されてきましたし、必要な部分もあると思いますが、報道を見ている限り、曖昧さが残るのは拭えないと思います。そしてとにかく早く切り上げてしまおうという政府の姿勢が不信感につながっているのだと思います。
安倍総理は、消費税増税を1年半先送りする時に、国民に信を問うていたのですから、こんな時こそ、信を問えばいいのではないでしょうか。そしたらもっと国民に理解してもらうための努力もしますよね、きっと。
また、「そのうち国民は忘れる」という発言や「マスコミを懲らしめる」という発言が、今の政権のありのままの姿だと思います。バカにされていますよね。でもこれを表に出したメディアは勇気ある報道だったと思いますし、これからももっともっと事実を出してほしいなと思いました。
参院での議論にも注目です。
- 次のエントリー: 「トポス会議に向けて」
- 前のエントリー: 「実は(^^)」