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2011年12月 Archive

「ブエナビスタ、お疲れ様でした」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2011年12月26日 12:44
  • スポーツ

25日(日)愛馬ブエナビスタ号の最後のレースということで中山競馬場に出掛けました。

お天気は晴れていて予報よりも暖かく感じるほど、風も余り吹いておらずパドックを見るにもコートは必要ありません。11万人を超える入場者があり場内はやはり結構込み合っていました。

有馬記念出走の13頭がパドックに入ってくると、ぎっしり埋まったパドック席から愛馬の名前や騎手の名前をコールする声が飛びかいます。ファン投票を中心にして選ばれた馬たちですから人気のある馬ばかりでそれも当然です。

ブエナはいつも通り落ち着いています。オルフェーヴルは引き締まった筋肉質の体つき威圧感はありませんがいつでも動き出せそうな機敏さ瞬発力を感じさせます。トーセンジョーダンはやはり元気いっぱい。エイシンフラッシュは黒光りする馬体が調子の良さを伺わせます。ヴィクトワールピサも元気回復の様子、目移りのするパドックです。

さてレースが始まってみるとブエナ好スタートから4番手くらいを追走、行きたい馬があまりおらずスローペースになりました。ブエナのポジションはそれでよし。後はどこで外に回すかだけだと思って見ていると、岩田騎手はそのまま内に入ったまま結局外に出せず殺到する各馬に進路をふさがれ7着でラストランを終えました。勝ったオルフェーヴルは新時代登場を告げるように見事な強さを発揮しましたが、ブエナにはやり残した感を抱かせるレースでした。

それにしても7着で終わったのに全レース終了後の引退式に6万人もの人たちが残ってくださって拍手を送って下さったのには感動しました。いつもただひたすら全能力を発揮して走り続けたブエナにファンの皆さんは様々な思いを抱き、その姿勢に共感を持ってくださったのだと心から感じました。

3年余りの栗東トレセン生活の中で1日も休まず調教調整に臨んできたブエナの健康優良児ぶりは「素晴らしい」の一言です。こんな名馬に一口会員として関わることができたのは最高の幸せです。あとは優秀な子供たちを世に送り出して欲しいと心から思います。夏には会に行きます。本当にお疲れ様でしたブエナビスタ号。

「雑感」

野田内閣の支持率が下がり遂に不支持が支持を上回ったという二ュースが出てきました。

スタートしたときから調整型で、余り刺激的な発言もせず一歩一歩前に出ようという姿勢を取ってきたのですが、ここへきてTPPでやる気を見せたと期待させていながら蓋を開けてみると結局その姿勢は曖昧なまま。閣僚の失態にも反応せず続投を命ずるなど期待の目で見ていた人たちにも失望感を与えるようなことの連続で人気を落としたものと思われます。更に消費税増税だけは何としてもやり遂げようとしているのですから、これには国民が納得するきちんとした説明がなければ、このまま命運が尽きる方に進んでしまうのではと気になります。

思うに大改革を試みるのであれば声を大きくしてその必然を説くべきですし、こうすればこうなるという5年先10年先の未来図がそこについて来ないとだめなのでしょうね。その意味で今後の野田政権の対応が見ものです。

さて愛馬「ブエナビスタ号」はいよいよラストランを迎えます。一週前追い切りはなかなかシャープな追い切りで隊長の良さが伺えます。ライバルとなるオルフェーヴル号も素晴らしい動きで好タイムをマークして一歩も譲らぬ気配です。この分で行くと有馬記念は大変なレースになりそうで今から対決が待ち遠しくなります。

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