Home > スポーツ > 「バンクーバー五輪 男子スピードスケート」

「バンクーバー五輪 男子スピードスケート」

今度こそメダルをと期待されていた女子モーグルの上村愛子選手が残念ながら4位に終わり、バンクーバー五輪の日本選手団になかなか勢いがつかなかったのですが、現地時間15日のスピ―ドスケート男子500mで長島圭一郎選手が2位、加藤条治選手が3位に入り銀メダル、銅メダルを獲得しました。日本勢にとっては今大会初メダルで、しかもスピ―ドスケートでは1992年アルベールビル五輪の男子500mで黒岩敏幸選手、井上純一選手が銀、銅を獲得して以来の一種目2個のメダル奪取で一気に元気が出てきた感じがします。

この男子500mの結果について長野五輪の男子500mのゴールドメダリストで今回も出場を目指していたベテラン清水宏保選手が読売新聞紙上で大変興味深い分析をしていました。清水選手は観客席でこのレースを観戦していたわけですが、「一日にアウト、イン、スタートで2回500mを滑らなくてはならない現在の方式の中ではただ単に500mが早ければ良いというのではなく、2回のタイムをなるべく揃える必要がある。(タイムにばらつきが出るのが一番良くないということ)そのためには1000mを強化してスピードプラススタミナを強化する必要がある」と言うのです。清水選手自身500m のために1000mがあると考え、1000m の強化に取り組んだ結果500mがより強くなり1000m でも銅メダルを獲得するほど力をつけることができたと述べています。

今回の優勝者である韓国の牟選手は元々1000m、1500m が強い選手で何としても500mで勝たなくてはならないというプレッシャーが無く、1回目は34秒92で滑り全体の第2位でしたが、2回目も硬くなることもなく34秒90ときれいにタイムを揃えて走り金メダルに繋げています。長島選手は1回目ミスがあったものの2回目一か八かの勝負をかけて挽回し何とか銀メダルに手が届きました。しかし加藤選手は1回目3位につけて優勝への可能性も残していたのですが、2回目カーブワークに失敗して3位止まり。レース後国旗を肩にリンクを走っているときには息をゼイゼイ言わせながらの状態で、もはやスタミナは残っていなかったように見えたと清水選手は記しています。昔の一発勝負でスピ―ド自慢の競走だった500mから今の500mはより厳しさを要求されるレースに変わってきていることを教えてくれた清水選手の素晴らしい分析記事でした。

Home > スポーツ > 「バンクーバー五輪 男子スピードスケート」

フィード
タグ
写真
  • 12221502.png
  • 12221501.png
  • 03031502.jpg
  • 03031501.jpg
  • 10061401.JPG
  • 10061402.JPG
  • 08041402.JPG
  • 08041401.JPG
  • 03031401.JPG
  • 01291402.JPG

このページの上へ