- 2011年4月27日 13:39
- スポーツ
グリーンチャンネルでこの3月から始まった「草野仁のスタジオGate J.」。
2回目の公開収録(3/18)の直前に東日本大震災が起きたためJRAの施設である新橋ゲートJは利用できず、そのため収録も延期となり放送上も既にオンエアされたものが再放送されておりましたが、ようやくGate J.が再起動を始めたため2度目の収録が可能になりました。
2人目のゲストは作家の高橋三千綱さんです。幼少期に家計を支える仕事をしていたことや、初めて行った東京競馬場で見た馬がシンザン号(後の三冠馬)で「そのとき人気の無かったこの馬がこのレースでは勝つ」と思ったことなど、さまざまなことをとても楽しく話してくれました。何せ競馬に目を向けて50年というので、本当に事細かに思い出を語ってくれて、収録は予定を遥かに超えて2時間にも及びました。作家としての文体もそうですが、三千綱さんのその語り口は男っぽく歯切れよく聞いている人の胸に迫ってくるものがありました。
かつて三千綱さんが病気療養し退院したのち、彼を元気付けようと思って周りの人たちがゴルフのショートコースに彼を誘ったとき、三千綱さんが軽く打った一打が短い距離のホールだったとはいえホールインワンしてしまったそうです。「こんなに体力が落ちていてもホールインワンが達成できた。自分にはゴルフの適性があるに違いない」と思い立ち、それからゴルフ会員権を買ってプロになろうと本当に考えて打ち込んだことがあるというのです。
思い立ったら真っ直ぐ突き進んでいく闘争心に満ちた彼の生き方が良く伝わってくる番組に仕上がっていると思います。久々に顔を合わせたのですがずっと交流が続いていたかのようにお話ができて、お互い相性が良いのだと勝手に考えてしまいました。高橋三千綱さんがゲストの回は5月5日(#3)、19日(#4)にオンエアされる予定です。どうぞお楽しみに。
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