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2011年8月 Archive

「徳光さん、お疲れ様でした!」

恒例の「24時間テレビ」で徳光和夫さんが堂々と63.2kmを完走しました。

徳光さんとはこのところ一緒に仕事をしてすっかり意気投合したこともあり、10日ほど前大磯で練習中の徳光さんを激励に行きました。10キロ程度走り終えてジムに帰ってきた徳さんはすぐに筋トレと整理運動に取り掛かり、まるで昔からずっとスポーツをやっていたかのように極めてスムーズに全てを終えたのです。

驚きました。数か月間の鍛錬が人間をここまで変えてしまうのだと。つまりそれまでの徳さんは、ゴルフはされるものの他にスポーツらしいことはほとんどやらない人だったからです。やはり何事にも前向きだなと感じたのは、「やり始めてみると次が楽しみになってくるんですよ」と練習を始め、ワンステップずつクリアしていくたびに更に上を目指す気持が生まれてきたことを嬉しそうに話していたからです。この分で行けば問題なく完走してくれそうだと思いました。

そして20日(土)のスタート。徳さんにとって一番の強敵だった気温が何と一気に20度台前半まで下がってくれたのです。これはご自身が自分で引き寄せた強運ですね。21日(日)は丁度私の自宅近くを走ると聞いていましたので7時過ぎに沿道での応援に出ました。

8時を回ったころ徳さんを先頭に走行グル―プがやって来ました。足取りはしっかりしていたので、「ああ、これなら大丈夫」と確信できました。「国道246号線は少々アップダウンがきついですね」と言いながらも表情にはゆとりが見えました。中継ポイントでトイレ休憩をとり暫く私と話をしてまた出発です。「では、ペースをしっかり守って頑張って下さい。お願いします」と徳さんを送りだしました。そしてゴールの瞬間はテレビで見守りました。

70歳という高齢でしかも心筋梗塞という大病を乗り越えて走り抜いた今回のマラソンは同じ病を経験した人達に大きな勇気を与え、同じ高齢者にもここまでのことができるのだと元気を与える素晴らしいパフォーマンスでした。心から徳光和夫さんに拍手を送りたいと思います。

「初めての園まりさんとの共演」

先週の火曜日7月26日に「NHK歌謡コンサート」に生出演しました。といっても歌を歌うわけではなく「時代の歌、こころの歌」というコーナーにゲストとして出演したのです。

このコーナーはゲストの心に残る思い出の歌を紹介しそれにまつわる思い出を語り、その曲を歌っていた歌手の方に目の前で歌ってもらうというコーナーです。NHKからお話しを頂いたときに、私がまず思いついたのは園まりさんの「何も言わないで」という曲でした。

昭和37年、大学に入るために長崎から上京してきた私にとって東京は全てが輝いていて、刺激と魅力に満ち溢れていました。右肩上がりで社会状況は好転していった時代です。そんなときですから誰もが希望に満ちて生きているように映る時代でした。

ある時NHKテレビを見ていると「今日のうた」という短い番組(リリースされたばかりの曲の中からNHKが注目した曲を紹介する番組でした)があり、そこに登場したのが園まりさんの「何も言わないで」という曲だったのです。

「今は何も言わないで、黙ってそばにいて、この小さな幸せを大切にしたい」で始まるこの曲は、恋する乙女の心を歌ったもので、安井かずみさん作詞、宮川泰さん作曲のとても感じの良い曲です。当時、一度聴いただけで心に留り、同時に歌っていた園まりさんがとても愛らしく魅力的ですっかり心魅かれレコードを買いに走りました。以後園まりさんのファンとなりファンクラブにも入会したほどです。

ずっと心の中で園さんを応援していましたが、実は直接お会いしてお話しをしたことはこの日までなく、ファンになって47年ぶりの出会いということになりました。同い年の園さんは今もとても輝いていらっしゃいます。現役で活躍されていて、新曲「もう一度逢いたくて」をリリースしたばかりで頑張っていらっしゃいます。お会いできてお話しができて幸せでした。私もまだまだ負けずに頑張っていかなくてはと決意も新たにしたところです。

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