- 2011年8月 2日 13:34
- 日々の思い
先週の火曜日7月26日に「NHK歌謡コンサート」に生出演しました。といっても歌を歌うわけではなく「時代の歌、こころの歌」というコーナーにゲストとして出演したのです。
このコーナーはゲストの心に残る思い出の歌を紹介しそれにまつわる思い出を語り、その曲を歌っていた歌手の方に目の前で歌ってもらうというコーナーです。NHKからお話しを頂いたときに、私がまず思いついたのは園まりさんの「何も言わないで」という曲でした。
昭和37年、大学に入るために長崎から上京してきた私にとって東京は全てが輝いていて、刺激と魅力に満ち溢れていました。右肩上がりで社会状況は好転していった時代です。そんなときですから誰もが希望に満ちて生きているように映る時代でした。
ある時NHKテレビを見ていると「今日のうた」という短い番組(リリースされたばかりの曲の中からNHKが注目した曲を紹介する番組でした)があり、そこに登場したのが園まりさんの「何も言わないで」という曲だったのです。
「今は何も言わないで、黙ってそばにいて、この小さな幸せを大切にしたい」で始まるこの曲は、恋する乙女の心を歌ったもので、安井かずみさん作詞、宮川泰さん作曲のとても感じの良い曲です。当時、一度聴いただけで心に留り、同時に歌っていた園まりさんがとても愛らしく魅力的ですっかり心魅かれレコードを買いに走りました。以後園まりさんのファンとなりファンクラブにも入会したほどです。
ずっと心の中で園さんを応援していましたが、実は直接お会いしてお話しをしたことはこの日までなく、ファンになって47年ぶりの出会いということになりました。同い年の園さんは今もとても輝いていらっしゃいます。現役で活躍されていて、新曲「もう一度逢いたくて」をリリースしたばかりで頑張っていらっしゃいます。お会いできてお話しができて幸せでした。私もまだまだ負けずに頑張っていかなくてはと決意も新たにしたところです。
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