- 2012年5月22日 16:17
- 日々の思い
先週土曜日札幌大学に伺い、講演と学長、副学長とのトークを行いました。
講演については聴衆は学生が中心かなと思っていましたら、集まった方はほとんどが一般の方々で自分の「体験的学生生活論」が十分に受け容れられたかどうか少々気になりました。ただこの難しい時代に大学として生き残っていくために、学長、副学長以下学校関係者の皆さんが凄く前向きに取り組んでおられ、聞いていて非常に力強さを感じました。
国立大学でさえ今や独立行政法人となり、生き残りをかけて努力を積み重ねています。存在感、個性をしっかり確立して受験生たちにここへ行きたいという実感を持って貰わなければどうにもなりません。北海道開拓史やアイヌ学など独特の専攻科もあるとのことで、札幌大学は力強くその方向に向かっていくに違いないと感じました。
それにしても大学は本当に自由な空気に満ちていて良いなといつも思います。出来ることならもう一度大学に通ってみたいものだと思うのですが、忙しい身の上を考えると無理なのでしょうね。