- 2016年3月 8日 15:58
- スポーツ
世界卓球選手権、日本は男女とも銀メダルで終わりました。中国の厚い壁を破るというわけにはいきませんでしたが、よく戦ったと思います。
特に、女子の福原愛選手、石川佳純選手、伊藤美誠選手のトリオの結束力が固く、チ―ムワークがとても良かったことが印象的でした。特にリーダーの福原選手が後輩たちを鼓舞し、引き立て、お互いが臆せず戦いに迎えるようにと細かく心配りをしていたことが大きかったようです。大会に入る直前の2月23日、23回目の誕生日を迎えた石川選手のために、練習が終わったところで電気を消し、ハッピーバースデイの歌係が歌い出し、ケーキが運ばれてきてお祝いするというサプライズパーティーが行われたようで、石川選手は大感激だったことでしょう。自分自身が小さいときからプレーを続けてきただけに15歳の伊藤選手への配慮も見事で、その意味で福原選手がチームを一番良い形でまとめた立役者だったと言えそうです。
昔、日本テレビの「THEワイド」を担当していた頃、まだ小学校入学前の福原選手が番組に出演してくれて、ミスをしては泣きながらプレーを続けていたことが昨日のように思い出されますが、今や27歳になりこのような形でチームリーダーとして見事な力を発揮している姿を見るとその素晴らしい成長ぶりに頭が下がります。中国チームの壁は際立って厚いのですが、いつか何としても打倒中国を果たしてもらいたいと心から思います。
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