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「松井選手、心から応援しています」

帰国中の松井秀喜選手、広岡勲広報と久し振りに食事をしながら語り合うことができました。

先ず松井ファンの皆さんにお知らせしたいのは、松井選手はトレ―二ングも十分積んで体が引き締まり、血色も良く表情に輝きがありました。今年に懸ける意気込みは私たちファンの想像以上のものがあるのではないかと思います。「ランニングはかなりやっているんですよね」と私が聞きますと、「だいぶ良い感じで走れるようになりました。まだ100%の全力疾走というところまでは行ってないのですが、この感じなら守備にもつけると思います」と嬉しい答えが返ってきました。すると彼の横から広岡さんが「その言葉は初めて聞いたね。良いね」とまた彼も嬉しそうに合いの手を入れてくれました。松井選手の話から推測すると、この状態のままシーズンに入ることができたら全ての試合で守備につくことができるかどうかは別にして、エンゼルス首脳陣の期待にはかなり応える活躍ができるのではないでしょうか。

ここ数年、左手首の骨折に始まり、右膝の手術、左膝の手術と苦労を強いられましたが、強靭な精神力でそれを乗り越えてワールドシリーズのMVPを獲得した松井選手の次なる思いはエンゼルスで世界一になることだといって良いでしょう。長いワールドシリーズの歴史上2年連続のMVPはいないそうです。(2回MVPに輝いた選手も3人しかいないそうですが)従ってもし今年もMVPになれたとしたら松井ファンにとってこんなに嬉しいことはありません。ここまで不可能と思えることを可能にしてきた彼のことですからやってくれそうな気がしてきます。

ところで、去年のワールドシリーズでの最も大きなター二ングポイントは、松井選手が第2戦でフィリーズのペドロ・マルティネス投手からライトに放ったホームランだったと言っても過言ではありません。マルティネスの低めに落ちるカーブを松井選手がぐっと踏ん張って、落ちてきた球を掬うようにスウィングするとボールはライトスタンドに運ばれていきました。打たれるはずはないと思っていた球を打たれたマルティネス投手のショックは大きく、結局第6戦でもまた松井選手に痛打を浴びることに繋がっていったのです。

「あの第2戦のホームランはカーブを予測していたのですか」と私は尋ねたのですが、「いえ、追い込まれていましたから予測はしていませんでした。ただその前の打席でカーブを打ってライト前にヒットを放っていましたので、カーブの曲がりの軌跡は目に焼き付いていました。その状況でストライクゾーンに来たから「よし」とバットが出てホームランになったのですが、後でビデオを見直してみると低めの完全なボール球でしたね」と苦笑しながら語ってくれました。このようなことを正直に語ってくれる松井選手が私は大好きです。

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