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「初茜賞」

わが愛馬ランブリングローズ号が9日(日)、中山競馬第9レース「初茜賞」に出走しました。

一昨年の9月にデビューして以来、コツコツと地歩を固め17戦して1着2回、2着5回、3着2回と健闘し一度も大敗が無いという馬主孝行の4歳牝馬です。普段から親しくしている千代田牧場の飯田正剛社長に薦められて千代田牧場に行き、良さそうな候補の中からこの娘をと拘って決めさせて頂いた馬でした。体もしっかりしていましたが何より気の強そうな感じが気に入って愛馬にしたのです。

デビュー当初から藤岡健一調教師(栗東)は「良いものを持っていますよ。早晩勝ち上がりますよ」とゆとりを持った発言を繰り返していました。しかし初勝利までに9戦を要しました。少しじれったい感じもありましたがいつも最後まで諦めず走る姿にとても好感が持てたものです。それに一度も足許に問題が起きたりせず、常に飼い葉もきちんと食べる健康優良児だというのが素晴らしいですね。

昨年の小倉で素晴らしい差し脚を発揮して2勝目を挙げ去年の最後には1000万クラスに上がったのにも拘わらず3着と好走。このたび初めて中山競馬場に姿をみせたのです。

久々にパドックで見たランブリングローズ号は筋肉が一段と発達し、落ち着きも出て内に闘志を秘めている様子が伺えました。出来としては文句なしです。あとはレース展開と相手馬との力関係がどうかだけです。心配があるとすれば松岡騎手が初めて騎乗するということだけでした。

スタートは良かったのですが、ゆったりと出て行くうちに位置取りが思った以上に後ろになり後ろから2頭目。中々前に上げられず直線追い出すも5着まで追い上げるのが精一杯でした。松岡騎手も頑張ってくれたのですが展開も向かなかったようです。

それでも最後5着まで押し上げてくるところに成長ぶりを感じさせてくれました。次の機会にはまた良いレースをしてくれそうな予感がします。本当に頑張ってくれて御苦労さまと心の中で声を出しました。

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