Home > エントリー一覧 > 2011年2月 Archive

2011年2月 Archive

「草野仁のスタジオGate J.」 どうぞお楽しみに!

グリーンチャンネルで来月から放送される「草野仁のスタジオGate J.」の初収録がJRAの新橋Gate J.で昨日行われました。毎回馬を愛する著名人をお招きして楽しいト―クを展開しようという試みの番組です。

第1回のゲストはJRA-VANのキャラクターを務める眞鍋かをりさん、私とグリーンチャンネルキャスターの梅田陽子さんが進行役です。眞鍋さんの子供のころからのお話しに始まって、上京して大学に通いスカウトされたこと、また芸能界入りしてからの体験談、競馬との接点、JRA-VANのキャラクターを務めて全国の競馬場巡り、競馬ファンとの交流のエピソ―ドなど目一杯時間を取って伺いました。更に、今眞鍋さんがはまっていることやこれからの夢などを伸びやかに語って貰いました。

1回目にしてはリラックスした中でやり取りができた様な気がします。会場は60席程の椅子しか用意されていなかったのですが、途中からはお客様がどんどん増えて、部屋をはみ出して後方からご覧になる方も出るほど何かとても良い雰囲気の中で収録を終えることができました。

すぐ近くにお客様がいて下さるので反応や思いがストレートに伝わる良さがあります。この分で行けば、次には更に盛り上がってきそうだなと感じた昨日の収録でした。

「久しぶりにお会いしました」

先日赤坂の歩道で信号待ちをしていたら、右後方から異常に大きな人が近付いて来るのを感じました。「誰だろう。まるでチェ・ホンマン(崔洪万)さんみたいな人だな」と思って振り返って良く見ると、本当にチェ・ホンマンさんご本人でした。

6年ほど前、テレビ朝日の深夜番組「草野☆キッド」で仕事をはじめてご一緒しました。そしてその他のバラエティ番組でもご一緒して以来久々の出会いで、「あぁ、チェ・ホンマンさんお久しぶりですね」と思わず握手の手を差し出すと、私の両手分くらいありそうな大きな右手でしっかりシェークハンドしてくれました。

「今はずっと日本に居るんですか」と尋ねますと「今映画の撮影に入っているので、ずっとこちらにいます」とのこと。久々の再会だったのに私のことをよく覚えていてくれてとてもにこやかに応対してくれました。

チェ・ホンマンさんといえば何と云っても2m18cmの長身がセールスポイントですが、脚もとても長いのです。6年前のそのロケのときも、広場にチェ・ホンマンさんがスックと立っているところに、猫ひろしさんが走って来てそのまま身をかがめることなくチェ・ホンマンさんの股の間を走り抜けていったことが思い出されます。それほど脚長おじさんでもあったのです。

元々は韓国相撲の偉大なチャンピオンで最近は格闘技の世界で苦労しながらも頑張っていますが、依然と少しも変わらぬ誰にも優しい姿勢にはとても好感が持てました。お互いに急いでいましたので長話はできませんでしたがまた会いましょうと再会を約して別れたのです。

「新たな1ページに期待します!」

キャンプ入りを控えて間もなくアメリカにわたる予定の松井秀喜選手と久々に食事をする機会がありました。

待ち合わせ時間に遅れることもなくやって来た松井選手はとても爽やかで充実した表情をしていて、ああやはり、今年プレーをするオークランド・アスレチックスと契約して心から良かったと感じているようです。

というのも昨年のエンゼルスはマイク・ソーシア監督が強い権限を持っているチームだそうですが、松井ファンの私から見てそのソーシア監督の松井選手起用法には強い疑問を感じざるを得なかったからです。

前の年のワールドシリーズMVPだった松井選手に強い期待感を持ってソーシアは彼を迎えたのですが、監督自身の期待以上の活躍ができなかったせいでしょうか、途中からその起用法に一貫性が見られなくなりました。素晴らしい快打を放った翌日の試合でまさかのベンチスタートとなったり、左投手には強いのにも拘わらず相手チーム左投手が先発の場合はスタメンから外したりなど非常に冷たい采配が続きました。

松井選手は例えそうなったとしても決して不平不満を漏らすことは無く、「それは起用してもらえない自分に問題があるからだ」と答え、大人の対応を取り続けましたがでも想像するところ、フラストレーションは相当なものだったのではないかと思うのです。

今年所属するアスレチックスは契約に当たり、GM 自らが松井選手の打力に期待し、環境整備はきちんとやると約束してくれているので、昨年とは全く違う雰囲気でプレーできそうです。

そして、松井選手自身も今年は大リ―グ生活の中でまた新たな1ページを書き加えなければならない年と位置付けているということなので、大活躍が間違いなく期待できるという強い確信を持ちました。来週にはキャンプ地アリゾナに旅立つとのこと。私もシーズン中の激励訪問を約束して別れました。本当にいつも爽やかな松井選手でした。

「大相撲八百長問題について」

大相撲の八百長問題で力士たちが交わしていたメールの存在が明らかになり、日本相撲協会を揺るがす大問題となってきました。

大相撲の世界に八百長が存在するということは誰もが噂としては耳にしたことがあるはずです。しかし実際にはこれまでそのことが証明されたことはなく、八百長の存在を訴えた人は逆に告訴されて、謝罪したり、賠償金を払ったりせざるを得ませんでした。そもそも相撲に限らず「八百長」というものは裏で密かに実行される性質のものだからです。

しかし、今回は多数のメールの存在が明らかにされ、それを報道陣が取材して手に入れることができ、八百長の存在が一部の力士たちの間とはいえ否定しようのない事実であることが分かったのです。

今後の焦点は、八百長が今明らかになっている十両力士だけの問題なのか、それとも幕内上位でも同様に行われていたのかについても究明が待たれます。更に大きな問題は、まだ詳細ははっきりしないものの、大相撲を対象にした賭博が行われ、それに現役力士が絡んでいたのかどうかということです。

いずれにしても日本相撲協会の存在そのものを揺るがす疑惑が白日のもとに晒されようとしています。協会としては本当の意味で全てを明らかにし、今後への道筋をはっきり提示できなければ、最悪の場合解散せざるを得なくなることも考えられます。

大相撲の歴史が命脈を保てるかどうかそのター二ングポイントを今迎えていると言って良いでしょう。

エントリー一覧

Home > エントリー一覧 > 2011年2月 Archive

フィード
タグ
写真

このページの上へ