- 2011年2月 7日 14:30
- スポーツ
キャンプ入りを控えて間もなくアメリカにわたる予定の松井秀喜選手と久々に食事をする機会がありました。
待ち合わせ時間に遅れることもなくやって来た松井選手はとても爽やかで充実した表情をしていて、ああやはり、今年プレーをするオークランド・アスレチックスと契約して心から良かったと感じているようです。
というのも昨年のエンゼルスはマイク・ソーシア監督が強い権限を持っているチームだそうですが、松井ファンの私から見てそのソーシア監督の松井選手起用法には強い疑問を感じざるを得なかったからです。
前の年のワールドシリーズMVPだった松井選手に強い期待感を持ってソーシアは彼を迎えたのですが、監督自身の期待以上の活躍ができなかったせいでしょうか、途中からその起用法に一貫性が見られなくなりました。素晴らしい快打を放った翌日の試合でまさかのベンチスタートとなったり、左投手には強いのにも拘わらず相手チーム左投手が先発の場合はスタメンから外したりなど非常に冷たい采配が続きました。
松井選手は例えそうなったとしても決して不平不満を漏らすことは無く、「それは起用してもらえない自分に問題があるからだ」と答え、大人の対応を取り続けましたがでも想像するところ、フラストレーションは相当なものだったのではないかと思うのです。
今年所属するアスレチックスは契約に当たり、GM 自らが松井選手の打力に期待し、環境整備はきちんとやると約束してくれているので、昨年とは全く違う雰囲気でプレーできそうです。
そして、松井選手自身も今年は大リ―グ生活の中でまた新たな1ページを書き加えなければならない年と位置付けているということなので、大活躍が間違いなく期待できるという強い確信を持ちました。来週にはキャンプ地アリゾナに旅立つとのこと。私もシーズン中の激励訪問を約束して別れました。本当にいつも爽やかな松井選手でした。
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