- 2012年2月 6日 15:32
- スポーツ
先週4日、福島からの帰途、グランドプリンスホテル新高輪で行われた「稀勢の里大関昇進祝いパーティー」に出席しました。
出席した人およそ1500人といいますから大変な賑わいでした。それだけ稀勢の里に対する期待が大きいということを物語っているのでしょう。会場に到着したときは開宴から1時間以上も経過していたのですが、明るく盛り上がった雰囲気で、詰めかけた人たちは皆嬉しそうにあちこちでグラスを上げ語りあっていました。
到着後少し経って、司会の緒方元NHKアナに促されて挨拶をしました。
「かつて、横綱朝青竜や白鵬を稀勢の里が破って金星を上げたとき、故鳴戸親方に『良い内容の相撲でしたね』と伝えると、親方は嬉しそうに『いや実は今朝までずっと横綱の相撲内容をビデオで徹底チェックしていたんです。それで横綱攻略の糸口を見つけて稀勢の里に作戦を授けて、稀勢の里もその通りの相撲を取ってくれたんで勝てたんですよ』と話してくれたことを思い出します。親方亡きあと今度は稀勢の里関が一人で戦略を立て上位力士にぶつかっていかなくてはなりません。でも稀勢の里関には類まれな左腕の強さがあります。それを生かすためには右からの素早い攻めを磨いて上を目指してくささい。次にこのようなパーティーでお会いするときは是非とも稀勢の里「横綱昇進パーティー」の場でお会いしましょう」と言葉を述べ、場内から拍手を頂きました。
若乃花が横綱に昇進して以来日本人横綱は出ていません。稀勢の里関が精進して昇進する日を楽しみにしております。
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