- 2013年4月 8日 13:28
- スポーツ
あちらこちらへと移動し忙しく仕事をしていたので机に向かってブログを書く時間がありませんでしたが、昨日久々に中山競馬場に出掛けました。エスターブレがデイジー賞に出走するのを見届けるためです。
中京競馬で未勝利戦を勝ち、芝の2000Mくらいが向いているということでこのレースに参戦することになりました。管理している高野調教師によると、「この娘は教えたことを一つ一つきちんと憶え、一段一段レベルアップして行くところが良いですね。飼い葉はきちんと食べますし、元気があって調教師にとっては楽しみな馬です」とのこと。確かに実戦経験を積んでいく中にもそうした点が伺えて、エリートホースとはまた違う興味を抱かせてくれる馬なのです。
パドックで見るのはデビュー戦以来。体はシャープに出来あがっていましたが、初めての中山への輸送で少しテンションが上がったのか、歩行がチャカつき気味でした。高野調教師に聞くと「確かにチャカついていますが、体の張りは良いですし、十分戦える状態だと思います」と言う返事。でも他にもっと良く見える馬も多くて少し不安を感じていました。
レースでは12番枠からのスタート。スタートは上手でタイミングはピタリ合いました。しかし外枠だったこともあり1コーナーでの位置取りは後ろから3頭目。2コーナーでは他の馬に弾かれる不利、向こう正面では前に上がろうとするも馬場の悪いところに入ったせいで後方のまま、直線に入るところではほぼ最下位。漸く最後外に出して追い出したら良い伸び脚を見せトップと0.5秒差の7着でゴールイン。
残念な結果でしたが騎乗した柴田善騎手によると「不利が重なりましたが、最後の脚は良かったです。良馬場だったらもっと良い脚が使えると思います」ということでした。今後に希望を残してくれた今日の敗戦だったと思います。今年はリヤンドファミュが骨折して潰えていましたが、南関ではジェネラルグラントが望みをつないでくれているので羽田杯が楽しみです。いずれにしても勝っても負けてもやはり競馬は楽しいものですね。
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