- 2013年4月22日 13:22
- スポーツ
今年のプロ野球は新人、新鋭選手の活躍が目につきます。
まず阪神藤浪投手が昨日2勝目をあげました。苦しい状況になっても自力でそこからピンチを切り抜けるだけのテクニックと精神力を持っているのは流石です。高校卒のル―キーが4月に2勝目を挙げたのは1999年の松阪選手以来とのことです。それにしても防御率は0.86(21イニング)は凄いですね。やはり大阪桐蔭時代春、夏連続優勝のキャリアは伊達ではありません。基本的に常により高いレベルを目指して努力する、その根本的な気持ちがしっかりしているので年齢よりはるかに大人と思える投球ができるのでしょう。
一方期待の大きかった大谷翔平選手は足首を痛めて休養中ですが、彼もまた投手としても打撃面でも一級品の輝きを持っているのは言うまでもありません、それでは具体的にどういう形で彼の能力を開花させ、伸長させて行くのか。それがなかなか難しいということを今回の故障が物語っているように思えてなりません。私としてはバッティングで良さを見せ始めていたので取り敢えず中軸に固定して打撃中心でやらせてみてはと思ったのですが、間々でピッチングもやらざるを得ない状況がありました。そうなると、結果的に打撃面も中途半端になってしまったのではないでしょうか。新人で二刀流を併せてやるというのは極めて難しいことでしょうね。
そして大物ルーキー巨人菅野投手もピッチングが良く分かっていて、状況に合わせて投球を修正できる新人らしからぬ堂々とした活躍で早くも3勝。他にも身長171センチしかないのにノーラン・ライアン投法のヤクルト小川投手など、見ていて頼もしい選手が登場してくれているので今年は楽しみですね。
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