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「感動的なセレモニー」

5月5日東京ドームに出掛けました。

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12時を過ぎたばかりなのにもうドーム周辺は人で一杯。中に入ると国民栄誉賞授賞式までまだ1時間はあるのにもう超満員。そして場内の空気がいつもとは全く異なり大変な高揚感に満ち満ちていました。集まった人達の期待感の大きさが伝わってくる感じです。

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そして先ず松井秀喜選手の引退セレモニー。「ここに戻ってくることを許されるとは思っていませんでしたが、今日このようなセレモニーを開いて頂き感激しています。」とスピーチ。その後オープンカーに乗った長島さんと松井選手が場内をゆっくり一周してファンに挨拶をしました。車の中で師匠と弟子は多くの言葉を交わしたようには見受けませんでしたが、私にはまるで長島さんが「松井君、野球をやってて本当に良かったね」と話しかければ、松井選手は「いえ、監督に出会うことができて、監督に指導して頂けたからこそ今日があるのです」とでもいうようなやり取りが行われているように映りました。

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グラウンド一周が終わって、長島茂雄さんと松井選手に国民栄誉賞が授与される運びとなり、安倍内閣総理大臣、菅官房長官が入場してきました。場内の興奮、盛り上がりは最高潮に達します。先ず長島さんに表彰状と金のバットが授与されると松井選手がそっと介添えの手を伸ばしていました。続いて松井選手の表彰、松井選手は少し緊張気味、でも頬笑みを湛えながら表彰状と金のバットをしっかり受け取りました。その後長島さんが国民栄誉賞受賞本当に有難うございますと久々に肉声を聞かせてくださったのです。厳しいリハビリを乗り越えてここまで回復されたのですねというファンの喜びと長島さんへの尊敬の念が入り混じったどよめきが起きました。

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松井選手はあくまで松井選手らしく、受賞は恐縮しますが全ては20年間応援して下さった皆さんのおかげであり、日米で素晴らしいチーム、素晴らしい野球人と共に歩めたことを最高の幸せと考えているという挨拶をしてくれました。流石に国民栄誉賞を受けるだけのお二人だなとつくづく思ったものです。

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そして始球式。松井選手が投げたインコース高めのボール球を何と長島さんが左手一本で振りに行ったのです。場内は驚きとリハビリの成果を見せようとした長島さんの魂に揺さぶられ大歓声がわきました。

こんなに感激的なセレモニーが過去あったでしょうか。いやもう二度とないことかもしれませんね。安倍内閣の企画力は結構凄いなとも思った次第です。

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