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2013年7月 Archive

「2013 パリ祭」

去る14日、今年で51回目を迎えるシャンソン界の集い「パリ祭」がNHKホールで行われ、何とその歌い手の一人として小生が出演しました。

元はと言えば、故石井好子さんとのお付き合いから、昔何度か歌い手としてイベントに出演したことがありましたが、NHKホールでの催しには初めて声をかけて頂いたのです。

今年はエディット・ピアフ没後50年という節目の年で、シャンソン界にとってはとても意義深いイベントでした。第一部、第二部と分かれ3時間半の長丁場です。私の出演は第二部の終わり近く、「思い出のソレンツァーラ」そして何故か「最初から今まで」の2曲を歌うというものでした。

NHKホールという本格的な舞台でのコンサートは初めてのことだったので、緊張はしましたが、根が図々しいからでしょうか、いざ舞台に立って見るととても心地よく、いつもの感じで歌い出すことができました。一曲終って短いトークを挟み、次の曲「最初から今まで」を自分で紹介しますと、照明の関係で全く見えない客席から「え、その曲をほんとに歌うの」といった感じの小さな驚きの声が伝わってきました。

ワンコーラスは韓国語で、ツーコーラス目は日本語で歌うととても良い反応が伝わってきました。歌の巧拙はともかく、その心は伝わったような気分になったのです。尊敬する船村徹先生が仰る「歌は心で歌うもの」という気持ちだけは貫けた様な気がします。

エンディングで戸川昌子さんや、加藤登紀子さんからよく頑張ってくれましたとのお言葉を頂き本当にほっとしました。シャンソンの世界も大勢の歌手の皆さまが本当に力強い努力を続けてこられ、大勢のファンの皆様がそれを支えていらっしゃるということが実感できた素晴らしい体験でした。

「転職」

先日東京ドームシティのプリズムホールでトークショーを行いました。

この日は会場で転職フェアが行われ、何と4000人を超える人たちが詰めかけていて熱気に満ちていました。思えば私が就職した40数年前は就職すればその会社に定年まで勤めるのが当たり前という時代でしたから、転職というのは余り考えられないパターンでした。

しかし時代は確実に変わり、転職することは珍しくもなく、いやむしろ転職のたびにグレードアップして行くという生き方も良いと考えられるようになって来ているのですから、転職フェアが賑わうのは当然ですね。

トークショーでは、私自身も広い意味では転職体験を持つ身なので、NHKを辞めた経緯も含めてお話を致しました。普通私たちは進学や就職を前に自分を冷静に見つめ進路を決めて行きます。決めた方向そのものに間違いは無いのですが、その方向だけにしかその人の適性は無かったのかと言われれば、それは決してそんなことは無く、概して人間というものは実は様さまざまな能力を持って生まれついて来ているはずです。と言うのも、私の印象では、実社会で成功している人の中で最初から真っ直ぐその道を目指してきた人よりも、紆余曲折の末に人生の生業を得た人の方が結構多いと感じるからです。

ですから、就職してみて仮に上手くいかなかったからと言って焦ることも慌てふためくこともないのです。もう一度自分を見つめ直して照準を定めて前に進めば必ず道は開けるものです。その代わり、一球入魂、全精力を集中してそのことに臨まなくてはならないことは当然のことです。

「パ・リーグ面白くなってきました」

プロ野球のパ・リーグがなかなか面白く成ってきそうです。

日本ハムが一時期抜けた最下位だったのですが、ここへ来て一気にチーム状態が良く成り遂に勝率5割にこぎつけました。7月2日時点で首位ロッテが貯金11、2位楽天が9、3位ソフトバンク3、4位に日本ハムと西武が勝率5割で並び、最下位オリックスでさえ、借金わずか3という状況なのです。シーズンのほぼ半ばを終えたところでこの感じですから、今後一寸した調子の上がり下がりで上から下までどうなるかは計り知れない様な気がしてなりません。

ここまで見ていて凄いなと思うのは、楽天田中将大投手の11連勝です。今季はピンチになってからの密度の濃い投球が目立ちます。満塁のピンチでも気持で相手打者より上に立ち、最も打ち辛い所にボールを投げて行くその投球術の素晴らしさが見事です。テレビ中継を見ていて何度もそういうシーンを見ました。チームを引っ張るエースが頑張っていますし、打者ではマギー選手の豪打、ジョーンズ選手も打率は今一つですが一発の威力は侮れません。チームの総合力はかなりのもので今後パ・リーグの台風の眼は楽天ではないかなという気がしてなりません。

セ・リーグの2強4弱の流れは一寸変わりそうもありませんね。

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