- 2013年9月 9日 17:03
- スポーツ
2020年のオリンピック開催地が東京に決まりました。
今年に入って、イスタンブールが優勢と報じられた時期もありましたが、トルコ国内のオリンピック反対運動が起こり事態は急変し、隣国シリアの内戦もあって状況が思わしくなくなってしまいました。また、マドリードはフェリペ皇太子が登場されて評判が上がり、最悪の経済状況からは脱却しつつあるとの主張で有力候補に挙げられるようになりました。終盤ではマドリード優勢と報じられたのは記憶に新しいところです。
イスタンブール、マドリードと比べて東京にはこれまで大きなマイナス点は無かったのですが、ここへ来て福島原発の汚染水問題が海外で大きく報道されるようになり、この影響がどうなるのかがポイントだと見られていました。
今回の日本のプレゼンテーションは特に素晴らしかったと言われていますが(イギリスのコンサルタントの方の指導がその根底にあったからと思いますが)、中でも汚染水問題にはっきりそしてきっぱりと答えた説得力を持った、安倍総理の発言が多くのIOC委員の心配を払拭したことがやはり第一の勝因ですよね。皆で力を合わせて誘致成功をもたらしてくれた本当に素晴らしい結果だと思います。
これで安倍内閣にとっては経済政策を含め大きな目標ができました。それも総理自身が極めて精力的にやるべきことをやり尽くしていこうと努力を積み重ねてきた結果だと感じます。全てが順調に行くことを心より祈ります。