- 2016年5月13日 15:59
- 日々の思い
熊本の地震がなかなか収まりません。被災者の皆さんの心労と不安はいかばかりかと案じます。とにかく早く地震が収まって被災した皆さんが生活再建に向けて動き出せるようになってほしいと願うのみです。
日本という国はこれだけ多くの自然災害に襲われるのですから、その度毎に協議して激甚災害法を適用するかどうかと頭を惑わさなくても済むように、大災害に備えて予めアメリカのFEMA(緊急事態管理庁)のような組織を作っておくということが必要だと思うのです。アメリカでは元々は核戦争で攻撃を受けた時に備えて被災地に政府にとって代わってあらゆる決定権を持たせた(お金の出し入れや法的規制の権限を持った)組織なのですが、日本の場合は自然災害への迅速な対応に特化した組織が存在すれば、より物事がスムーズに運ぶのではないのでしょうか。
かつては佐々淳行さんも一時FEMAのような組織の必要性を強調していましたが、最近は余り聞かれないように感じます。今一度是非を議論して頂ければと思ってしまいます。