- 2010年4月 7日 14:51
- 日々の思い
日本の政治は大丈夫なのでしょうか。いや明らかに大丈夫ではないなと思わせる迷走ぶりが続いています。
普天間基地の移転問題は3月中に政府案をまとめると鳩山首相は公言していたにも拘わらず、3月中で無くても良いし、法律的にそうでなければならないというものでもないと言い出し、挙句の果てに2、3日遅れたからといってたいしたことではないと言い出す始末。自分で言い出しておいて勝手に迷走する何時ものパターンが繰り返されています。
そもそも沖縄の米軍基地に関する問題は十分にかつ慎重に対処されなければならない問題であるのに、周囲から吹き込まれた情報に乗っかってしまい、ひとたびおかしいと指摘されれば慌てて違う方向に舵を切るという、まるでその場しのぎでやってしまっているかのように見えます。首相は確かかつてスタンフォ―ド大学大学院で数学を専攻していたと聞いておりますが、こうした政治上の判断に関しては理系特有の論理思考があまり伺えないのが何とも残念です。
麻生前首相のときも周囲の意見に引きずられてしまうことが問題視されましたが、鳩山首相は麻生さんとは全く異なると思われていたのに実際は良く似ていて、記者団の囲み取材に毎日丁寧に答えようと思うばかり、自分の姿勢のぐらつきが全部表に出てしまうという皮肉な結果になっていることに早く気がついた方が良いと思うのですが。
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