- 2010年6月28日 16:00
- 日々の思い
「世界ふしぎ発見!」にとっては20年ぶり3回目になる出演者一同の海外ロケが今月23日から25日までハワイ、ホノルルで行われました。今年は番組にとって25年目という節目の年、また番組スポンサーである日立グループは創業100周年の記念の年でもあり、このようなスペシャル企画が実現することとなりました。
スタジオの代わりとなる舞台は日立のコマーシャルでもお馴染みの、モアナルア・ガーデンのモンキーポッド(日立の樹)の前です。樹齢130年のあの木は幅40m、高さ25mの素晴らしいものでした。元々は中南米産の木だそうですが、ホノルルでしっかりと根を下ろしもはやハワイのシンボルになっています。木の下に入ってみると何か不思議なパワーを感じます。霊力があるように思ったのは私一人ではなく誰もが同様な思いを抱いたと口々に語っていました。
空港に程近いこともありますが、朝早くから観光客の皆さんがどんどん詰めかけて来る(勿論日本人観光客が圧倒的に多いのですが)人気スポットになっています。日立がグループのシンボルとして採用してから35年になるそうですが、当時のご判断に心底感服してしまいます。
さて黒柳チーム、板東チームと二つに分かれてそれぞれがハワイのミステリーを取材して、クイズを作って出題するという、いつもとは違った方式で展開するこの回の放送はとても面白いものに出来上がるのではないでしょうか。
それにしても25年も続いているゴールデン時間帯の番組は他にはありません。継続できたことの理由は、第一にスポンサーである日立がこの番組に深い愛情を持ち、例えリーマンショックのような一大事があっても番組を継続させることにご尽力下さったからです。また、それは日立のような高邁な精神を持った企業でなければできなかったことです。
加えて、レギュラー出演者たちがとても良い意味で仲が良く、馴れ合うことなく真剣勝負でぶつかることを繰り返してきたからというのも魅力の一つになっていたように思います。更に、番組のコンセプトである歴史と楽しく遊ぶという精神を貫き通したことも視聴者の皆さんに好感を持っていただけたのだと感じます。
番組総合演出の本郷幸高さんをはじめとするスタッフの皆さんがいつも細かく心を砕いて番組の新たな展開、スタジオ演出、取材の方向性、タレントの配置などあらゆる側面について研究研鑽を怠らず頑張ってくれていることも大きな力になっており、優秀な人たちと仕事を共に出来る喜びを味わっています。
実際にオンエアされるのは少し先の10月23日ですが是非楽しみにして頂ければ良いなと思っています。
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