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「山形さくらんぼ狩りの旅」

恒例の山形上山温泉さくらんぼ狩りの旅に行ってきました。例年ですと6月下旬に上山に行くというのが常でしたが、今年は「世界ふしぎ発見!」のハワイロケが入っていたため、当初は諦めなければならないのではと思っていたのですが、幸いにも春先に寒さが続いた影響で例年よりさくらんぼ食べ頃の時期が10日ほど遅れました。そこで7月中旬の二日間に何とか旅の予定を入れることができ、これで23年連続のサクランボ狩りを果たすことができたのでした。

毎年連続して欠かすことなく上山に行くのには理由があります。日本の宿「古窯」に泊って接客の素晴らしさを味わい、サービスはどのように行われなければならないのか、何処までそれを徹底すべきかなどを毎年勉強したいと思っているからです。従業員一人一人がお客様を心から歓迎し、「楽しかった。ここにきて本当に良かった」と思って頂くために何をすべきかをいつも考えて行動しているところが素晴らしいなと感心しながら、自分自身の場合に置き換えて自分には何ができるかそれを参考にしたいと思っているのです。

さて今年のさくらんぼは既に佐藤錦の時期が終わり、紅秀峰と大正錦の時期を迎えていました。私自身の好みで言えば、実がしっかりしていて甘みも少し強い大正錦が一番だと思うので、逆に時期がずれたことは自分にとっては幸いでした。たくさんのさくらんぼを食べ「古窯」の最高の御馳走に舌鼓を打ち温泉でゆっくり寛いで命の洗濯ができた旅でした。今回は小規模のグループ旅行になりましたが、来年はまた賑やかに行きたいものだと今から楽しみにしています。

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