- 2010年12月28日 15:45
- スポーツ
26日(日)、「有馬記念」を観戦に中山競馬場に出かけました。9時頃には競馬場に着くように早目に家を出ましたが、流石に一年納めの競馬ということなのか車の出は多く駐車場にたどり着くまでに結構な時間がかかりました。
人は今年これが最後の競馬だと思うと気が入って儲けたい、稼ぎたいとつい思い込んでしまうものです。が、良く考えてみれば競馬は年が明ければまたすぐ始まるのでありその後もいつまでも続くのですから、今日こそ儲けなくてはと必要以上に考えることは無いのです。私はいつの頃からか負けても「今はJRAに一時預けをしているだけ。自分に才能さえあればいくらでも引き出すことができる」と考えるようになりました。そうすると随分と気が楽になりましたね。
さて愛馬ブエナビスタ号がジャパンカップの雪辱を果たしてくれるかどうかが今回の見所でした。ブエナにはジャパンカップの後少し疲れは出たそうですが、すぐに回復。有馬に向けて順調に調整をすすめてきました。パドックで見たブエナはふっくらとしていて悠然とした雰囲気。出来は完璧です。他ではヴィクトワールピサがとても良く見えてブエナの相手はこれしかないと思えました。
レースでは好位を進んでくれると思って見ていると一週目のスタンド前では後ろから数えて4頭目しかもインコース。どこから上がっていくのか注目していると動かないまま、いや現実には周りをしっかりブロックされて動けないままこれは位置取りが良くないなと思っていると、いよいよ4コーナー外を回してスパート態勢に入るも短い直線。ひょっとすると5着も危ないかと思われた瞬間、一気のスピードアップで先頭のヴィクトワールピサに襲い掛かってさぁどちらかというところまで追い上げました。
正直一寸及ばなかったかなという感じでありましたが写真判定。結果は2センチ差で涙を飲みました。でもこの馬は凄い馬だなと改めて能力の高さと根性に感嘆しました。今年一年ブエナには本当に幸せを与えて貰いました。ドバイでも困難と思われたところから追い込んで2着。世界でも通用することを見せてくれましたし、使うたびに成長を感じさせてくれました。この分で行けば来年は更に雄飛してくれるものと考えています。来春はドバイに応援に行かなければなりませんね。
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