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「初場所が終わって」

大相撲初場所が幕を閉じました。白鵬が14勝1敗で6場所連続優勝を飾りましたが、横綱の後を追うべき大関陣が不甲斐なく優勝争いから早々と脱落して興味を殺ぎました。終わってみると次の成績優秀者は琴将掬、隠岐の海の11勝4敗ですから、白鵬と彼を追う者の差が開き過ぎてしまったことが本場所の緊張感を希薄にしてしまった大きな要因ですね。

辛うじて稀勢の里が白鵬に土をつけたことが今場所の救いでした。体力と柔らかな体質に恵まれ、十分な稽古をこなし先輩横綱たちのビデオ研究も怠らない横綱に対し、他の力士たちの努力はまだまだ不十分だと感じられます。強い横綱をどうしたら倒せるのかその1点に絞って力士たちの研究努力を期待したいものです。その意味では稀勢の里、琴将掬の二人に少しだけ自覚の芽生えが感じられました。相撲内容については十分とは言い切れませんが勝利への執念が以前よりは大分見えるようになってきたように思えます。と言うことは、次の春場所が二人にとっての正念場。今場所見せた良さを持続し更に発展させられるかどうかですね。

今場所も満員御礼が出たのは僅か5日だけ、全体に空席が目立ました。この二人が充実した相撲を見せるようになれば、他の日本人力士にも刺激を与え自分たちもやれると後を追う存在になると思います。その意味でも稀勢の里、琴将掬の責任は重大です。もう一人今場所頑張った隠岐の海も立ち合いからの鋭い攻めが出るようになれば更に上位でも活躍できそうです。もうそろそろそれらしい力士が登場しても良い頃ですね。

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