- 2011年6月21日 11:13
- スポーツ
全米オープンゴルフ選手権を4日間テレビで観戦しました。
R・マキロイ選手が一人無人の境地を行くゴルフを見せ、16アンダーの全米オープン記録で優勝メジャー初制覇を成し遂げました。22歳1カ月の若さで4日間独走して他を寄せ付けない強さはかつてのタイガー・ウッズ選手をも凌ぐ感じです。今年のマスターズで首位に立ちながら最終日後半大きく崩れ、80を叩いた口惜しさをバネに今回は全く危なげのないゴルフで4日間を通したのです。
340ヤードは飛ばすというドライバー、切れの良いアイアン、パッテイングのセンスの良さ、そして攻めを忘れない一貫した強気のゴルフ、何処をとっても難が無く文句の付けどころの無いものでした。胸筋の張り具合から見ても相当なトレー二ングを積み重ねて来たのでしょう。ウッズ選手が完璧な状態でなくなった今、このマキロイ選手を中心に今後のゴルフ界は展開して行くことになりそうです。
一方、期待の石川遼選手も全体的には頑張りました。3日目は崩れたものの、最終日きっちりと立て直して3アンダーをマークして随所に見せ場を作ったのですから。とはいえ、世界のトップとはまだ少し差がありそうです。特に、マキロイ選手が疲れを見せずに4日間をラウンドしたのに対し、石川選手は3日目を終わった時点で少し疲れたと語っていました。体力的にもその差が伺えたのですが、これからは是非そうした点を克服してマキロイ選手達と競り合う姿を早く見たいものです。
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