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2013年6月 Archive
「期待の男子ゴルフ界」
- 2013年6月24日 16:34
- スポーツ
昨日NHKテレビで日本プロゴルフツアー選手権最終日を見ました。
全米オープンから帰って来たばかりの松山英樹選手が崩れそうになりながらも流れを引き戻して健闘する姿を目にして、本当に強い精神力を持った選手だと感じました。最終日は67と良く頑張ったのですが、本人としてはあと2つか3つはスコアを伸ばして優勝争いに加わりたかったというのが本音だったようです。自分に満足しない姿はこれからますます伸びて行く選手だと感じさせられました。本当によく頑張った7位タイだと思います。
そんな中で感心させられたのは初優勝を飾った小平智選手です。ダブルボギーを叩いたりしながらも全くペースもリズムも変わらず、堂々とそして淡々とプレーを続けました。そして勇気を以てラフからの難しいショットを打ち抜いて初優勝を飾ったのです。23歳の若さ、薗田選手や藤本選手と同期生で、レッスンプロだったお父さんから手ほどきを受けてゴルフを初め、大学を中退したのもゴルフに専念するためだったようで、自分をしっかり持った有能なゴルファーだと思います。
これで石川遼選手を含め若い有能なゴルファーが続々と輩出してきたのは何とも楽しみです。
「ハワイでのセレモニー」
- 2013年6月20日 15:05
- 日々の思い
先週末ハワイに出掛けました。
次男がハワイで結婚式を挙げることになったからです。新郎新婦二人で相談して色々と細かく式場から式次第まで決めたとのことで、私たち家族はただホノルルに来ればよいということでした。
さてホノルルに着いてみると、ちょっぴり暑いけれど空気が乾いているので日陰に入れば何の問題もありません。ホテルの部屋から見る海の景色はいつ見ても素晴らしく心を和ませます。
そして式当日、コオリナの式場はまだ新しく、会場の中から神父が立つ方向にガラス越しの美しい海が見えるという何ともお洒落なもので、式が終わってチャペルを出てフラワーシャワーを受け、すぐ目の前のこぢんまりとした素敵なビーチに移動して出席者全員で記念撮影をするなど、何とも言えない心地よい開放感の中で時を過ごすことができ、「こういうスタイルの結婚式も良いものだね」と皆で語り合いました。
その後同じ会場で披露パーティーを行ったのですが、お料理のおいしかったこと。これは全員が口をそろえて賞賛していましたので間違いありません。結論から言うと、ハワイで行って良かった、忘れられない思い出ができて本当に良かったと思います。あとは新郎新婦の二人がその感激を忘れずにしっかり生きて行ってくれることを望むしかありません。
「歌供養」
- 2013年6月17日 14:43
先週12日、船村徹先生の「歌供養」にお招きを受け懇親会に出席させて頂きました。
驚いたことに船村先生と同じテーブルで、お弟子さんである鳥羽一朗さん、ガッツ石松さん、小西良太郎さんといった皆さんと御一緒でした。そしていきなりお祝いの言葉を述べる第一号に指名されてこれまたびっくりでした。
私は、「先日船村先生がテレビに御出演されたとき、ちょうど私はそれを自宅で拝見していたのです。当然歌の話題になり、司会者から『最近の若い人たちの作詞をどうご覧になりますか』と質問が出ました。私自身は少し辛口のコメントが先生の口から出るのかなと思っていましたら、先生は次のようにお答えになりました。『今の若い人たちは色々な形で一生懸命頑張ってやっていると思います』と仰り、『でも私たちの若いころはまず万葉集を紐解き、他にも色々手を伸ばして苦労しながらやったものです。今の若い人たちもそのあたりに目を向けてくれれば良い方向に行くと思いますよ」と言葉を繋がれたのです。若い人たちの試みをきちんと評価してあげて、そして向かうべき目標も合わせて指し示すという先生の愛情あふれる言葉に感激しました。今後とも後進の皆さんの導きをお願い致します」というような話をさせて頂いたところ、先生からは「よく見逃さずに聞いていてくれたんですね」と仰って頂きました。
それから各界各層の有名な方々がスピーチをされました。歓談のあと松原のぶえさん、走裕介さんら大勢のお弟子さんが鳥羽一朗さんのリードで持ち歌を歌って先生との思いで話に花を咲かすという趣向で楽しい時間が経過して行ったのです。長年の間に先生と寝食を共にしたお弟子さんはおよそ250人とか。その人となりを見なければその人に合った歌も作れないと、レッスンよりも人間性を磨くことに力を注いできたからこそ、船村ワールドを築きあげることに繋がったのだと思います。一切のお世話をされた奥様のご苦労は如何ばかりだったかと推察されます。他にも美空ひばりさんの「乱れ髪」にまつわる秘話も伺うことが出来て至福の一夜でした。
「チャグチャグ馬コ」
- 2013年6月12日 16:32
- 日々の思い
先週末は岩手県に出掛けました。担当する番組で「チャグチャグ馬コ」の催しを取材するためでした。
まず出発点の滝沢村に向かいました。前日なのに主催者側から出場馬の装束説明会、そして神社の近くを行進するミニパレードが午前と午後の2回行われ、雰囲気を盛り上げます。観客も結構集まって説明を聞き、またカメラで色々な角度から撮影を行います。今年の出場馬は87頭(去年は90頭)。イメージしていたサラブレッドのような馬ではなく挽曳競馬に登場するペルシュロンやブルトン種の馬で、体重はサラブレッドのほぼ2倍の1トンくらいはある馬ばかりで、大きさに圧倒されてしまいました。その馬にそれぞれの飼い主が鮮やかな彩の装束を纏わせ、大きめの輝く鈴をたくさん付けて豪華感を醸し出します。そして馬に乗るのは大体男の子か女の子です。それを手なれた馬のオーナーや補助員が挽くのです。
いよいよチャグチャグ馬コの当日、朝9時半に87頭が神社を出発します。沿道には朝早くから詰めかけた観客、カメラマンなどが拍手を送る中、13キロ先の目的地、盛岡八幡宮に向かってスタートしました。沿道は人が途切れることは無くおよそ10万人の人たちで埋まっています。
416年前の故事から始まったと伝えられるこの行事、昔からこの土地では人と馬とが力を合わせて生きて来たことを象徴するように、皆が、馬にとても優しく、馬もそれに応えるようにとても人に従順です。息の合った人と馬とがゆっくり歩くので、中にはずっとついて歩く人もいるほどです。
その他、南部曲がり屋も取材させて頂き、昔からの人と馬との共生してきた様子がよく理解できて、何かとても温かい血が通ったお祭りだと思えたので、好きになりました。世界を見渡しても珍しいタイプのお祭りなので、もっと世界に向けてアピールしても良いのではないでしょうか。また機会があればぜひ出掛けてみたいものですね。
「精力的に頑張っていますね」
- 2013年6月 4日 13:56
- 日々の思い
横浜で行われていたアフリカ開発会議が終わりました。
何と言っても目立ったのは、安倍総理大臣が4日間で39カ国の首脳と会談を行ったということです。首相就任後、外遊も含め本当に精力的に各国を訪れ、経済関係の緊密化を図るために精力的に頑張っている様子はとても好印象です。
ふと考えると民主党時代の3年余りは一体何だったのだろうと思ってしまいます。今後大きな発展を遂げる可能性を持ったアフリカには、例えば中国はだいぶ前から1兆円単位の投資をし、1万人単位の人を送り込んでダイナミックな動きを展開してきました。
日本としては遅れはしましたが、これから日本の良さを理解して貰い、その上で双方の関係強化のために努力して行かなければならないと思うのです。そのための第一歩を踏み出した安倍政権の取組みぶりには引き続き注目をしたいですね。これからが正念場になるので。
「日本ダービー & 安田記念」
- 2013年6月 3日 15:49
- スポーツ
競馬のG1シリーズが終わりました。
今年は日本ダービーが80回目を迎える節目の年ということで、私自身も新聞や競馬週刊誌などで第80回の盛り上げに参加させて頂きました。結果ダービーの入場人員が去年を大幅に上回って13万9806人に成り、売上もアップしたということで安心したのですが、馬券は残念ながら今年も取れませんでした。
どう見ても一番強い馬はロゴタイプと見ていましたし、パドックでの出来もとても良かったので、もうこれしか無いと決めて馬券を買いました。一つだけ気になっていたのは、この馬に乗って皐月賞を取ったミルコ・デムーロ騎手が、「ペースが遅ければ前に、早ければ控える。それが自在にできる馬だが、鋭い決め脚は無いので、そこだけ気をつけて乗りなさい」と弟クリスチャン・デムーロ騎手に伝えて帰国したとのこと。鋭さ比べのレースにだけはなって欲しくないなと思っていました。
しかし結果はロゴタイプが直線伸び切れず、外から追ってきたキズナ、エピファネイアの首位争いとなり、キズナが抜け出し優勝。3着に先行して粘ったアポロソニックが入り、ロゴタイプはやっとこさの5着、去年の悪夢が甦りました。去年も一番強い馬はゴールドシップと決めてかかり5着で終わったからです。強くても負けることがある、これが競馬だと思います。強いて言えばクリスチャン騎手の乗り方に思い切りの良さがなく、ちょっと大事に乗りすぎたかなとも感じます。
そして昨日の安田記念これも一番強いと思っていたグランプリボスが敗れ去り、ロードカナロアが見事な優勝。冴えないこの2週間でした。残念!